坂口正芳

坂口 正芳の経歴と功績

坂口正芳（さかぐち まさよし）は、日本の警察官僚として知られ、1957年8月18日に東京都で生まれました。彼は東京都立日比谷高等学校を卒業後、東京大学法学部に進学し、1980年に警察庁に入庁しました。彼の同僚には北村滋、高橋清孝、岡本毅などがいます。

入庁後、坂口は交通警察に関する仕事に多くの時間を費やし、特に警視庁交通部長としての役割が際立ちます。その後、広島県警察では警察署長を務め、当時勾留中の少年が逃走した事件に際して辞職を考えた経験も持っています。坂口はその後、大阪府警察刑事部長として、小4女児誘拐事件に遭遇し、後に再び府警本部長として関わりましたが、この事件は未解決のまま大阪府警を離れることになりました。

彼のキャリアの中で、坂口は数々の重要な役職を歴任しています。警察庁長官官房総括審議官、大阪府警察本部長、警察庁長官官房長としての役割を通じて、彼はさまざまな問題に対処しました。さらに、警察庁次長に就任したのち、2016年8月10日から2018年1月17日まで警察庁長官を務めました。彼の後任は栗生俊一です。

略歴の概要

坂口の職歴は次のように整理できる。

• - 1994年3月18日: 大阪府警察警務部参事官
• - 1995年8月28日: 警察庁交通企画課理事官
• - 1997年3月28日: 警察庁会計課企画官
• - 1999年2月12日: 警視庁第一方面本部長兼警務部参事官
• - 1999年7月15日: 警察庁長官官房付
• - 2001年9月10日: 秋田県警察本部長
• - 2003年1月31日: 大阪府警察刑事部長
• - 2004年8月20日: 警察庁刑事局組織犯罪対策部企画分析課長
• - 2006年4月5日: 警察庁長官官房会計課長
• - 2008年4月14日: 警視庁交通部長
• - 2009年3月31日: 警視庁警務部長
• - 2009年6月26日: 警察庁長官官房総括審議官
• - 2011年10月25日: 大阪府警察本部長
• - 2013年1月25日: 警察庁長官官房長
• - 2015年1月23日: 警察庁次長
• - 2016年8月10日: 警察庁長官
• - 2018年1月18日: 辞職
• - 2018年5月1日: 日本生命保険相互会社特別顧問
• - 2019年6月21日: 日本碍子監査役および日本自動車連盟代表理事・副会長
• - 2022年6月21日: 日本自動車連盟会長に就任

坂口正芳の業績は、彼のキャリアを通じて多くの困難に取り組んできたことを証明しています。そのリーダーシップと経験は、警察業務の発展に寄与してきたと評価されています。

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