坂崎幸之助のオールナイトニッポン

坂崎幸之助のオールナイトニッポン

坂崎幸之助がパーソナリティを担当したラジオ番組「オールナイトニッポン」は、1980年から1983年にかけて放送され、再び2004年に復活しました。ニッポン放送の深夜番組として、多くのリスナーに愛され続け、特にミュージックシーンにおいて重要な役割を果たしました。

放送期間と放送時間

この番組は次の期間にわたって放送されました。

• - 1980年4月～1981年9月 ：火曜2部 深夜27:00-29:00
• - 1982年4月～1983年3月 ：火曜1部 深夜25:00-27:00
• - 2004年3月31日～9月22日 ：水曜1部 深夜25:00-27:00

番組の特徴

「坂崎幸之助のオールナイトニッポン」では、多種多様なコーナーが展開され、リスナーとの双方向コミュニケーションが特徴でした。

どうもすいませんコーナー

リスナーからのクレームを読み上げるこのコーナーでは、坂崎が林家三平の模倣を交えながら謝罪の言葉を発し、笑いを誘いました。

桜井の父コーナー

THE ALFEE|THE_ALFEEの桜井賢をテーマにしたこのコーナーでは、彼の父にまつわるエピソードを紹介。相棒の所ジョージのスタイルを踏襲した内容で、リスナーからも人気を博しました。

質問コーナー

リスナーからの質問に答えるこのコーナーは、親しみやすさが魅力であり、恋愛に関する悩みも取り上げられました。

替え歌コーナー

音楽番組ならではの楽しみとして、リスナーによるオリジナルの替え歌が披露され、リスナーとのエンターテインメントの一環として人気がありました。

モーニングコール

火曜2部の時代に放送されたこのコーナーでは、早朝から起きているリスナーと電話をつなぎ、生活の様子を伺いました。記念すべき第1回には当時のアナウンサー、徳光和夫がゲスト出演しました。

登場したゲスト

番組には多くのアーティストやタレントがゲストとして登場し、音楽や人生に関するトークが交わされました。特に印象に残るゲストには、なぎら健壱、高田渡、加藤和彦、kayoko、加山雄三、ばんばひろふみ、泉谷しげる、石川よしひろ、忌野清志郎、所ジョージ、山口智充、チューリップ、稲川淳二など、多士済々の面々がいました。

番組の影響

1984年から1985年の間、「アルフィーのオールナイトニッポン」も放送され、坂崎は事務所の先輩としてリスナーとの交流を深めていました。また、彼がラジオで発した言葉が影響を与えたことも多く、例えば、シンガーソングライターとして後に成功を収める池田幸司がラジオにデモテープを送るというエピソードが語り継がれています。番組内では彼のユニークな才能が発見され、アルフィーのファミリーによって広がっていくきっかけとなりました。坂崎から直接「上京したら番組に出してあげよう」と言われた池田は、実際に番組に出演することになり、その後の活動に大きな影響を与えました。

このように、「坂崎幸之助のオールナイトニッポン」は音楽とエンターテインメントを融合させ、多くのリスナーの心を掴み続けた名番組の一つです。

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