坂梨トンネル

坂梨トンネル：東北自動車道最長のトンネル

坂梨トンネルは、秋田県鹿角郡小坂町と青森県平川市を結ぶ東北自動車道に位置し、小坂JCTと碇ヶ関ICの間にあります。上り線（盛岡方面）が4,254m、下り線（青森方面）が4,265mと、東北自動車道の中で最も長いトンネルとして知られています。

歴史

1986年7月30日に十和田IC - 碇ヶ関ICが開通したことに伴い、坂梨トンネルも供用が開始されました。以来、長年にわたり東北地方の交通を支える重要なインフラとなっています。

特徴

速度規制の変遷: 供用開始当初はトンネル内の最高速度が70km/hに規制されていましたが、2008年3月25日15時に規制が解除され、前後の区間と同じ80km/hで走行できるようになりました。
車線変更: かつてはトンネル内での車線変更が禁止されていましたが、現在はセンターラインが修正され、追い越しが可能になっています。
出入口のカーブ: 青森方面の出入口付近は、下り線が左に、上り線が右に大きくカーブしており、見通しが悪くなっています。走行の際は注意が必要です。
名称の由来: トンネルの名称は、並行する国道282号の坂梨峠に由来しています。

位置情報

坂梨トンネルは、以下のインターチェンジおよびパーキングエリアに隣接しています。

E4 東北自動車道
(49-1)小坂IC - 小坂PA - (49-2)小坂JCT - 坂梨トンネル - 碇ヶ関トンネル - (50)碇ヶ関IC

外部リンク

詳細は、東日本高速道路株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。

東日本高速道路株式会社

坂梨トンネルは、その長さと歴史を通じて、東北自動車道における重要なランドマークとなっています。利用者は、トンネルの特性を理解し、安全運転を心がけることが重要です。

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