埼玉建産連会館

埼玉建産連会館の概要

埼玉建産連会館（さいたまけんさんれんかいかん）は、埼玉県さいたま市南区に位置し、一般社団法人埼玉県建設産業団体連合会が所有し、運営する施設です。この会館は、建設業界における重要な拠点として機能しており、特に研修や会議のための設備が充実しています。

施設の構成

敷地内には、2棟の建物が存在し、1つは6階建ての事務所棟、もう1つは3階建ての研修センター棟（埼玉建産連研修センター）です。両棟は1階の共用玄関ロビーでつながっており、利用者は簡単に移動できるようになっています。

研修センター棟では、建設関連の団体に加え、一般企業や個人も参加できる会議室の貸出が行われています。この貸出業務は、埼玉県建設産業団体連合会の事務局が窓口となり、空いている部屋の情報は同団体の公式ウェブサイトで確認できます。

研修センターには、大小8室の会議室が整備されており、それぞれの広さは21㎡から336㎡まで多様です。机の配置については高い自由度があり、一般的な会議や講習会はもちろん、イベントやパーティーにも適した設計となっています。利用を希望する際には、机のレイアウトを事前に指定しておけば、研修センター側があらかじめ配置を整えてくれます。

事務所棟には、約20の建設関連団体が入居しており、一般社団法人埼玉県建設業協会や埼玉建築士会、埼玉県建設発生土リサイクル協会などが含まれています。入居は原則として、当該連合会に属する会員及び賛助会員に限られていますが、空きがあれば随時他の団体も受け入れている状況です。

沿革

埼玉建産連会館の歴史は1979年（昭和54年）に始まり、社団法人埼玉県建設産業団体連合会が設立されました。1981年には、現在の会館が竣工し、事務所棟と研修センター棟が完成しました。事務所棟には主に県内建設産業関連の団体が入居しました。

2011年（平成24年）には、埼玉県からの認可を得て、特例民法法人から一般社団法人に移行しました。翌年の2012年には、事務所棟と研修センター棟の耐震補強及び改修工事が完了し、2016年（平成28年）には研修センター棟の2階改修工事が行われました。さらに2019年（令和元年）には事務所棟の5階の改修工事も完了しており、より安全で快適な環境が整備されています。

アクセス

埼玉建産連会館は、埼玉県さいたま市南区鹿手袋4丁目1−7に位置しており、研修センター管理事務所は1階に設置されています。最寄りの駅はJR埼京線と武蔵野線の武蔵浦和駅で、駅から徒歩約8分ほどの距離にあります。これにより、交通アクセスが良好で、多くの利用者が訪れやすい立地となっています。

まとめ

埼玉建産連会館は、建設産業の振興や人材育成を目的とした重要な施設です。多様な会議室と充実した設備があり、県内外の様々な団体や企業に広く利用されています。

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