埼玉県立朝霞高等学校

埼玉県立朝霞高等学校

埼玉県立朝霞高等学校は、埼玉県朝霞市に位置する公立の高等学校で、1963年に設立されました。国道254号線と陸上自衛隊の朝霞駐屯地に囲まれた地域にあり、生徒たちには通いやすい環境が整っています。

学校の概要

朝霞高等学校は、2005年から単位制を導入しており、全日制普通科と定時制普通科の2つの課程を設けています。この学校は「朝高」という愛称で親しまれており、一学年あたり全日制で8クラス、定時制で2クラスを有し、多くの生徒が在籍しています。

学校行事

同校では、様々な学校行事が行われています。代表的なものには、遠足、体育祭、文化祭があり、特に強歩大会では、20キロのコースを設定して川越の霞ヶ関の土手を周回します。また、修学旅行では沖縄県を訪れることが一般的ですが、例外もあります。

制服

学校の制服は、男子は黒の詰襟、女子は上下同色の紺のブレザーを着用し、装飾は一切ありません。このシンプルなデザインは、学生らしさを大切にしています。

交通アクセス

朝霞高等学校へのアクセスは、いくつかの方法があります。東武東上線の朝霞駅からは徒歩20分、西武バスや国際興業バスを利用することで、幸町3丁目交差点から徒歩3分の距離です。また、西武池袋線の大泉学園駅や朝霞駅からもアクセスが可能で、南大通りの朝霞警察署の近くで下車できます。

部活動

朝霞高等学校の部活動は非常に活発で、運動部には陸上部、ラグビー部、野球部などがあり、文化部も充実しています。特に山岳部はインターハイや関東大会に常連で出場しており、その他のスポーツ部や文化部もたくさんの県大会に参加しています。また、JRC同好会やゲートボール同好会も活動しており、全体で約40の部活動や同好会が存在しています。

施設

2000年に完成した体育館は、ソーラーパネルや備蓄倉庫などの先進的な設備が整っています。この学校は埼玉県内の防災拠点校にも指定されており、地域貢献にも力を入れています。また、合宿所「けやき会館」や、県内でも数少ない屋上の天文台があり、地学部による星見の会が毎年開催されるなど特色ある施設を有しています。

校歌・応援歌

朝霞高等学校の校歌は、著名な詩人・谷川俊太郎によって作詞され、作曲は湯浅譲二が手掛けています。公式ウェブサイトでは校歌の試聴も可能です。

著名な卒業生

この学校からは多くの著名な卒業生が輩出されています。例えば、元プロ野球選手の松元繁、ファッションモデルで俳優の東出昌大や日向崇など、さまざまな分野で活躍する人々がいます。

埼玉県立朝霞高等学校は、学び舎としてだけでなく、地域社会にも貢献する学校であり、多くの生徒たちにとって楽しく充実した学校生活を提供しています。

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