埼玉県道199号行田市停車場酒巻線

埼玉県道199号行田市停車場酒巻線は、埼玉県行田市内に位置する県道です。この路線は、行田市停車場を起点とし、同市大字酒巻（埼玉県道59号羽生妻沼線交点）を終点としています。

路線の概要

起点：行田市停車場
終点：行田市大字酒巻（埼玉県道59号羽生妻沼線交点）
総距離：6,002m

バイパス

行田市街地を迂回するバイパスが、和田から南河原地域の犬塚までの区間、全長1,120mにわたって建設されています。これは、現道の抱える問題点を解消するためのもので、現道は道幅が狭く、屈曲しているため、走行や安全上の課題がありました。また、拡幅が困難であるにもかかわらず、第二次緊急輸送道路としての役割も担っているため、バイパスの建設が急務とされていました。

バイパスは段階的に開通しており、まず国道125号行田バイパスの総合公園前交差点から埼玉県道128号熊谷羽生線までの区間が開通しました。2017年10月28日には、熊谷羽生線から埼玉県道362号上中条斎条線までの区間が開通し、これに伴い旧道区間は市道へ降格されました。ただし、この開通区間の終点は現道・旧道と直接接続していないため、上中条斎条線との重複区間を経て現道に戻る形となっています。

将来的には、羽生妻沼線までのバイパス延伸が計画されています。

通過する自治体

埼玉県
行田市

接続・交差する主な道路

埼玉県道198号行田市停車場線
国道125号（行田バイパス）（谷郷交差点 - 総合公園前交差点間重複）
埼玉県道128号熊谷羽生線
埼玉県道362号上中条斎条線（犬塚地区 - 斎条交差点間重複）
埼玉県道59号羽生妻沼線

沿線

秩父鉄道秩父本線 行田市駅
行田税務署
* 行田市立北小学校

埼玉県道199号行田市停車場酒巻線は、行田市内の交通を支える重要な役割を担っています。バイパスの完成により、更なる交通の円滑化が期待されています。

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