堀割橋

堀割橋（ほりわりばし）

堀割橋は、新潟県新潟市の中央区堀割町と西区関屋堀割町の間、関屋分水路に架かる新潟市道文京町五十嵐二の町線2号の橋梁です。新潟市街地と西部を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

1971年5月20日に関屋分水路の工事に伴い完成しました。関屋分水路に架かる橋梁の中では、下流側から数えて3番目に位置しています。橋の長さは222.40mです。分水路の下流側には浜浦橋、上流側には有明大橋が架かっています。

車道は片側1車線の計2車線で、新潟島（新潟市街地）と新潟市西部の住宅地を結ぶ主要なルートの一部を担っています。新潟大学方面へのアクセスにも利用されるほか、国道402号を経由して越後七浦シーサイドラインや柏崎市方面へのアクセスも可能です。

橋の名前の由来は、明治時代に関屋分水路の前身としてこの地域に作られた小さな堀にちなんでいます。関屋分水路が地区の中央を貫通したことで、中央区側が堀割町、西区側が関屋堀割町という地名になりました。

歴史

1971年5月20日：開通。当時は主要地方道新潟寺泊柏崎線の一部でした。
1982年4月1日：国道402号に指定変更されました。
2011年4月2日：新潟市道文京町五十嵐二の町線に指定変更。同路線の1号は起点から中央区内まで、2号は堀割橋東詰から西区内を経て終点までとなっています。

周辺情報

堀割橋の周辺には、関屋分水路をはじめとする水辺の景観が広がっています。また、橋を通る道路は、新潟市街地から日本海沿岸地域へのアクセスにも利用されており、観光ルートとしても重要な役割を果たしています。

まとめ

堀割橋は、新潟市の東西を結ぶ交通の要所であると同時に、地域の歴史や文化を伝える存在でもあります。関屋分水路と共に、地域の発展を支え続けています。

関連項目

関屋分水路

外部リンク

* 関屋分水　完成までのあゆみ　第２部 - 国土交通省　信濃川下流河川事務所

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