堀若菜

堀 若菜

1992年10月14日生まれ、NHKのキャスター。2025年4月よりNHK函館放送局に着任予定。

生い立ちと教育

千葉県市川市に生まれ、3歳で北海道へ移住しました。以降、十勝、宗谷、石狩といった道内各地で幼少期から学生時代を過ごしました。北海道札幌北高校を卒業後、千葉大学へ進学。学生時代から、声を使った表現活動やメディアへの関心を深めていました。

学生時代の活動

堀キャスターの学生時代の活動は多岐にわたります。

小学校時代: 小学校6年生の時には、札幌の地下鉄をテーマにした自由研究に取り組み、探求心の片鱗を見せています。
高校時代: 高校では放送部に所属し、朗読の才能を開花させました。NHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門においては、2年生と3年生の時に連続して全国大会に出場。いずれも全国で上位に位置する「入選」という評価を得ています。
大学時代: 大学在学中には、メディアへの関わりを深めました。2014年4月から2015年10月にかけて、ベイエフエムのラジオ番組『bay Girls campus』で、番組制作とDJの両方を担当し、番組作りの裏側と表舞台双方の経験を積みました。

NHKでのキャリア

2018年4月、NHK札幌放送局のキャスターに着任し、テレビやラジオの番組で多彩な顔を見せるようになります。北海道の暮らしや情報を視聴者・リスナーに分かりやすく伝える役割を担いました。

NHK札幌放送局時代（2018年 - 2023年）

札幌在籍時には、特に「NHKニュースおはよう北海道」を中心に活動しました。

NHKニュースおはよう北海道: 2018年5月11日放送の「北海道くらしナビ」コーナーでテレビ初出演を果たしました。同年6月23日からは、北海道各地を訪ねてリポートする「ぶらり みてある記」のコーナーにも不定期で登場するようになります。2019年4月からはスタジオレギュラーに昇格し、隔週で月曜日から土曜日まで担当。2021年4月からは毎週土曜日の担当となり、2022年4月からは隔週土曜日の担当となりました。番組内では、スタジオでのニュース読み上げに加え、各地のレポート、さらに、自らテーマを選定し、取材から構成、編集まで一貫して手掛ける「キャスターインタビュー」といった企画も手掛けています。また、平日の中継リポーターとして現場から情報を伝えることもありました。
ひるナマ!北海道: 「おはよう北海道 土曜プラス」で「ぶらり みてある記」を担当した翌週火曜日には、「ひるナマ!北海道」に出演することが多く、同じリポート内容を紹介するなど連携した出演が見られました。
ラジオ定時ニュースなど: NHKラジオ第1放送の定時ニュース、天気予報、交通情報、海上気象なども不定期に担当しました。平日は10:55、11:50、14:55、16:55、17:56、土曜・日曜・祝日は10:55、11:55、12:10、13:55、14:55、16:55、17:56、18:50といった時間帯を担当することがありました。

その他の番組・特番

札幌放送局時代には、特定のテーマに特化した番組やイベントの司会も務めました。

北海道の不思議 ひと堀ふた堀み堀: 2020年から2021年にかけて不定期に放送された5分番組。堀伸浩アナウンサー、堀菜保子アナウンサーと共に、北海道に存在する不思議な事柄や風物を掘り下げる企画に参加しました。
NHKラジオ鉄道大博覧会（2022年10月11日）
ほっとフォーラム道北オホーツク・鉄道を考える（2022年10月29日）
北の文芸館〜朗読と音楽のライブセッション〜（2022年12月18日）
* 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」グランドフィナーレ＜札幌会場＞司会（2022年12月18日）：朗読経験を活かし、大きなイベントの司会も担当しました。

NHK釧路放送局時代（2023年 - 2025年）

2023年4月からはNHK釧路放送局へ異動しました。

NHK函館放送局時代（2025年 - ）

2025年4月からはNHK函館放送局へ異動し、夕方のニュース番組「ほっとニュース函館」などを担当する予定です。

北海道各地での多様な経験と、学生時代からの表現への情熱を活かし、新たな地である函館でどのような情報を発信していくのか、今後の活躍が期待されます。

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