塚本まり子

塚本まり子 - 日本のモデルと元AKB48メンバー

塚本まり子（つかもと まりこ、1976年生まれ）は、日本のモデルであり、元AKB48メンバーです。彼女は、モデル業だけでなく、特に2014年に開催された「大人AKB48オーディション」への参加で注目を集めました。奈良県で生まれ育ち、幼少期からクラシックバレエや新体操を通じて身体能力を磨いてきました。専業主婦として家庭を支える傍ら、思いがけない形でアイドルの世界に飛び込んだのです。

彼女の経歴

塚本は5歳から10年間クラシックバレエを習い、中学と高校では新体操をやっていたという豊かなトレーニング背景を持っています。2014年には、3歳と1歳の二人の子どもを育てる専業主婦として暮らしていました。その前は企業の受付で働いていた経験もあり、一般的な家庭の母親としても多くの世代の女性から共感を得る存在となりました。

大人AKB48への参加

「大人AKB48オーディション」は、江崎グリコのキャンペーンの一環として、30歳以上のAKB48メンバーが募集されるユニークな試みです。友人から勧められて応募した彼女は、当初はまったく自信がありませんでした。しかし、最終選考で歌を披露した際にその魅力が評価され、合格を果たしました。4月12日の発表後、すぐにCM収録が始まり、親しみやすい愛称「まりり」を名付けられ、活動をスタートさせました。

5月から本格的に活動を開始し、様々なメディアやイベントに出演しました。彼女の決めフレーズ「まりりりり♪ 恋のポケベル鳴らしちゃうぞ！」は、ファンやメンバーからも愛され、塚本のキャラクターをさらに強調しました。彼女がAKB48の一員として参加したコンサートでも、観客の心をつかむ存在感を示していきました。

AKB48としての活動

塚本は、2014年8月の東京ドーム公演にも出演し、篠田麻里子のセンター曲「上からマリコ」を歌いました。AKB48劇場での卒業公演では、明るくユーモラスな一言で観客を盛り上げ、彼女の愛されキャラがさらに浸透しました。お茶目で天然な性格で、他のメンバーからは「AKBのママ」として親しまれていました。

モデルとしてのキャリア

AKB48からの卒業後、塚本は光文社の雑誌『美ST』でモデルデビューを果たしました。彼女は同誌を通じて、40代女性へのメッセージを発信し、いくつになっても輝けることを示すロールモデルとなっています。さらに、AKB48在籍時にもモデルとして活動を行い、彼女の魅力がますます広がっていくこととなりました。塚本まり子の経歴は、一人の母親としての姿を持ちながらも、アイドルやモデルとしての華やかな面を見せつつ、全ての女性に勇気を与えるものです。

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