塩尻消防署

塩尻消防署について

塩尻消防署は、長野県塩尻市に所在する松本広域消防局管轄の消防署です。市民の安全と安心を守るため、日夜活動を続けています。

歴史

塩尻消防署は、その歴史の中で、幾多の変遷を経て現在の体制に至っています。

1964年: 塩尻市が政令指定都市となり、消防本部と消防署の設置が義務付けられました。同年10月には、市役所北側に消防庁舎の建設が開始されました。
1965年: 塩尻市消防本部および塩尻市消防署が正式に発足し、これに伴い市消防団常設部は廃止されました。5月には、2階建ての望楼付き消防庁舎が完成しました。
1966年: 救急車が配備され、救急業務が開始されました。
1973年: 救急車が2台体制となり、救急対応能力が強化されました。
1986年: 広丘分署が塩尻市広丘原新田に設置され、管轄地域の拡大に対応しました。
1991年: 新消防署庁舎が広丘高出に完成し、活動拠点が一新されました。
1993年: 塩尻市消防本部が廃止され、松本広域消防局が発足。塩尻消防署は松本広域消防局塩尻消防署となりました。また、消防局塩尻分室が署に統合されました。
2005年: 消防ポンプ自動車と高規格救急車が更新配備され、消防活動の質が向上しました。同年12月には、職員1名が殉職するという痛ましい出来事もありました。
2008年: 水槽付消防ポンプ自動車が更新配備され、消火活動能力が強化されました。
2009年: 救助工作車（II型）が更新配備され、救助活動の強化が図られました。

所在地

塩尻消防署は、長野県塩尻市広丘高出1486-802に位置しています。

職員数

30名の職員が、地域住民の安全を守るため、日々活動しています。

消防車両

様々な災害に対応するため、以下の消防車両を保有しています。

消防ポンプ自動車
水槽付消防ポンプ自動車（2台）
救助工作車II型（特別救助隊が運用）
高規格救急車（2台、うち1台は非常用）
指揮広報車
オフロードバイク
二輪車

管轄地域

塩尻市内の広範囲を管轄しており、具体的には以下の地域です。

塩尻市大門一～八番町、大門泉町、大門幸町、大門並木町、大門田川町、大字桔梗町、大字大門、大字塩尻町、大字旧塩尻、大字柿沢、大字金井、大字峰原、大字上西条、大字中西条、大字下西条、大字堀ノ内、大字大小屋、大字長畝、大字桟敷、大字みどり湖、大字片丘の一部、大字広丘堅石の一部、大字広丘郷原の一部、大字広丘高出、大字宗賀、大字北小野及び大字洗馬の一部。

関連情報

松本広域消防局: 塩尻消防署が所属する消防局です。
塩尻市: 塩尻消防署が管轄する自治体です。

参考資料

松本広域消防局消防年報平成24年度
塩尻市誌　第三巻　近代・現代

外部リンク

松本広域消防局


塩尻消防署は、市民の安全と安心を守るため、これからもその役割を果たし続けます。

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