塩谷 優(しおたに ゆう)について
塩谷優は、
2001年10月27日に
東京都で生まれた男子
グレコローマンレスリングの選手です。彼は、55kg級の選手として様々な大会で活躍しており、その経歴には多くの偉業が含まれています。
競技の始まり
塩谷は幼少期からレスリングに親しみ、ゴールドキッズに入団して競技をスタートしました。特に注目すべきは、小学校2年生から始まった
全国少年少女レスリング選手権大会での5連覇です。この成果は、彼の才能と努力の証です。
中学生時代
中学校では、日本工大駒場中学に進学し、3年時には全国中学選抜選手権のフリースタイル53kg級で3位に入賞しました。また、同年には世界カデット選手権にも出場し、グレコローマン46kg級で9位という成績を収めました。
高校時代
その後、自由ヶ丘学園高校へ進学し、2年生のときにはインターハイでフリースタイル51kg級での優勝を果たし、同じく全国高校生グレコローマン選手権でも51kg級で優勝しました。3年生のときには再びインターハイでフリースタイル55kg級で2位に入賞した一方で、全国高校生グレコローマン選手権では55kg級で優勝を達成しました。また、全日本選手権でも2位になっています。
大学時代
2020年には拓殖大学に進学し、ここでも彼の活躍は続きました。1年目の全日本選手権で2位に入ると、2年目にはアジア選手権で見事に優勝し、全日本選手権でも優勝を成し遂げました。3年次にはアジア選手権での2連覇を達成しながらも、全日本選抜選手権で日体大4年の松井謙選手に敗れ2位となりました。しかし、世界選手権代表を懸けたプレーオフで松井を破り、世界選手権に出場することが決まりました。
世界選手権の成果
2022年の世界選手権では、準決勝でアゼルバイジャンの選手に敗れるも、3位決定戦でアメリカの選手を下して銅メダルを獲得しました。この成果は、彼のキャリアにおいて重要なマイルストーンとなりました。
主な戦績
- - 2009-2013年: 全国少年少女レスリング選手権大会で5連覇。
- - 2016年: 全国中学選抜選手権 3位(フリースタイル53kg級)。
- - 2016年: 世界カデット選手権 9位(46kg級)。
- - 2018年: インターハイ 優勝(フリースタイル51kg級)。
- - 2018年: 全国高校生グレコローマン選手権 優勝(51kg級)。
- - 2019年: インターハイ 2位(フリースタイル55kg級)。
- - 2019年: 全国高校生グレコローマン選手権 優勝(55kg級)。
- - 2019年: 全日本選手権 2位。
- - 2020年: 全日本大学グレコローマン選手権 優勝。
- - 2020年: 全日本選手権 2位。
- - 2021年: アジア選手権 優勝。
- - 2021年: 全日本大学グレコローマン選手権 優勝。
- - 2021年: 全日本選手権 優勝。
- - 2022年: アジア選手権 優勝。
- - 2022年: 世界選手権 3位。
これからの塩谷のさらなる成長と活躍が楽しみです。彼の努力と成果は、後進の選手たちにも良い影響を与えることでしょう。