増山朝陽

増山 朝陽 (ますやま あさひ)

増山朝陽は、1997年1月29日に福岡県福岡市に生まれたプロサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダー及びフォワードであり、現在はJリーグのV・ファーレン長崎に所属しています。

経歴

彼のサッカーキャリアは小学校2年生の時に始まり、板付ウイングSCに入団。その後、中学校を卒業するまで主にフォワードのポジションを務めていました。続いて、東福岡高校に進学すると、300人以上の部員が所属する中でレギュラーをつかむのは容易ではありませんでしたが、3年生になるとスターティングメンバーとして活躍。また、平成26年度全国高等学校総合体育大会でチームを優勝に導き、その才能がプロスカウトの目に留まるようになりました。

2015年、増山はJ1リーグのヴィッセル神戸に加入。初出場は同年6月のガンバ大阪戦で、その後天皇杯のAC長野パルセイロ戦でプロ入り初得点を挙げました。2016年10月には名古屋グランパス戦でJ1初得点を達成し、徐々に注目選手へと成長していきました。

2017年にはJ2の横浜FCへと期限付き移籍しましたが、リーグ戦では9試合無得点に終わります。翌年、神戸に復帰するも、2018年のFC東京戦での負傷により、右膝前十字靭帯を損傷し長期の療養を余儀なくされました。2019年には復帰戦を果たし、ガンバ大阪戦でシーズン初得点を決めました。

2020年にはJ2のアビスパ福岡に移籍し、自己最高の36試合に出場、5得点を記録し福岡をJ1に押し上げる鍵となりました。2021年には神戸に復帰し、その後、大分トリニータへと移籍。その後、2023年にはV・ファーレン長崎に完全移籍し、新たな挑戦をスタートさせました。

エピソード

増山は、日本人の父とスペイン系フィリピン人の母を持つハーフです。高校時代には、肉体的な強さと迅速な加速力から「ヒガシのクリロナ」と称され、多くのファンの支持を得ました。また、2020年のインタビューでは、スペイン代表のFWアダマ・トラオレを意識していることを明かしており、2021年にはトラオレと同じ背番号「37」を選びました。

所属クラブ

• - 板付ウイングSC（福岡市立板付北小学校）
• - 福岡市立板付中学校
• - 東福岡高等学校
• - 2015年 - 2021年8月: ヴィッセル神戸
• - 2017年: 横浜FC（期限付き移籍）
• - 2020年: アビスパ福岡（期限付き移籍）
• - 2021年8月 - 2022年: 大分トリニータ
• - 2023年 - : V・ファーレン長崎

個人成績とタイトル

彼のキャリアには、多くの出場試合と得点が含まれています。高校時代は全国高等学校総合体育大会での優秀選手に選ばれるなど、多くの栄誉に輝きました。クラブにおいても、天皇杯をはじめとするタイトル取得に貢献してきた選手です。

彼の成長と活躍は、今後のJリーグにおいても注目されています。

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