増渕樹(ますぶち たつき)
栃木県出身の
柔道家(1982年
10月5日生まれ)。90kg級と100kg級で活躍し、身長は185cm。得意技は内股。
経歴
10歳から西那須野少年
柔道教室で
柔道を始める。三島中学を経て白鷗大足利高校に進学。高校時代はインターハイに出場するも、90kg級で2年、3年ともに初戦敗退。
2001年に
東海大学へ進学後、才能を開花させる。1年時に全日本ジュニアで優勝。2年時には体重別団体で優勝に貢献。3年時には学生体重別で2位入賞。4年時には学生体重別で優勝を果たし、優勝大会でもチームを優勝に導いた。さらに、体重別団体でも優勝を飾る。
2005年、
旭化成に入社。選抜体重別で3位に入賞。
2006年、東アジア選手権では3位に終わる。
2007年、選抜体重別では決勝で会社の先輩である
斎藤制剛を破り優勝。しかし、講道館杯では決勝で斉藤に敗れ2位。嘉納杯では3位となる。
2008年、実業個人選手権では決勝で再び斉藤を破り優勝。東アジア選手権でも優勝を飾る。
2011年、階級を100kg級に上げ、実業個人選手権で優勝。講道館杯では決勝で大学の後輩である
羽賀龍之介に敗れ2位となる。
2013年、実業個人選手権で優勝。31歳にして講道館杯でも優勝を果たす。
2014年、実業個人選手権で2年連続4度目の優勝。講道館杯では3位入賞。
2015年、選抜体重別では3位。初戦で大学の後輩である
ウルフ・アロンを得意の内股で破る。
主な戦績
90kg級
2001年 - 全日本ジュニア 優勝
2002年 - 体重別団体 優勝
2003年 - 学生体重別 2位
2004年 - ベルギー国際 3位
2004年 - 優勝大会 優勝
2004年 - 学生体重別 優勝
2004年 - 体重別団体 優勝
2005年 - 選抜体重別 3位
2006年 - オーストリア国際 3位
2006年 - 東アジア選手権 3位
2007年 - 選抜体重別 優勝
2007年 - 講道館杯 2位
2007年 - 嘉納杯 3位
2008年 - 実業個人選手権 優勝
2008年 - 東アジア選手権 優勝
2008年 - 講道館杯 3位
2008年 - 嘉納杯 7位
2009年 - 実業個人選手権 3位
2010年 - 実業個人選手権 2位
100kg級
2011年 - 実業個人選手権 優勝
2011年 - 講道館杯 2位
2013年 - 実業個人選手権 優勝
2013年 - 講道館杯 優勝
2014年 - 実業個人選手権 優勝
2014年 - 講道館杯 3位
2015年 - 選抜体重別 3位
(出典: JudoInside.com)