増田大暉

増田 大暉

元ラグビー選手として知られる増田大暉（ますだ たいき）は、1990年6月7日に大阪府で生まれました。現役時代は、持ち前の突破力やスピードを活かし、主にウィング（WTB）やセンター（CTB）といったバックスのポジションで活躍しました。

経歴

増田は、まず地元の大阪でラグビーに打ち込み、高校は愛媛県の新田高等学校に進学しました。新田高校卒業後は、ラグビー強豪校として知られる京都産業大学へと進み、さらなる技術向上を目指しました。大学在学中も中心選手としてチームを支え、同期には後にともにトップレベルでプレーする選手もいました。

京都産業大学を卒業後、2014年にはジャパンラグビートップリーグ（当時）に所属していたトヨタ自動車ヴェルブリッツ（現在のトヨタヴェルブリッツ）に入団し、プロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせました。大学で培ったスキルとフィジカルを武器に、チーム内での競争に挑みました。

選手としての更なる成長を求め、2015年にはラグビーの母国の一つであるニュージーランドへの海外留学を経験しました。異国の地で異なるラグビースタイルやトレーニング方法に触れることは、増田のプレースタイルやラグビー観に大きな影響を与えたことでしょう。

トヨタ自動車ヴェルブリッツでの活動期間中、増田はトップリーグの舞台を目指しました。キャリアの大きな節目となったのは、2017年1月7日に行われたジャパンラグビートップリーグ第14節のパナソニック ワイルドナイツ戦です。この試合に途中出場ながら出場を果たし、自身にとって記念すべき公式戦デビューを飾りました。

身長176cm、体重93kgという体格は、ウィングとしてはパワーがあり、センターとしては俊敏性も兼ね備えたバランスの取れたものでした。ポジションの特性を理解し、攻守両面でチームに貢献することを目指しました。

トヨタ自動車ヴェルブリッツで数シーズンにわたりプレーを続けた後、増田大暉は長年にわたる選手生活にピリオドを打ち、2022年に現役を引退しました。プロ選手としてトップリーグの舞台で戦い、チームに貢献したそのキャリアは、多くのラグビーファンや若手選手にとって記憶に残るものでしょう。

関連項目

大阪府出身の人物一覧
新田高等学校
京都産業大学ラグビー部
トヨタヴェルブリッツ
* 田中大治郎（京都産業大学時代の同級生）

もう一度検索