墨田区立本所中学校

墨田区立本所中学校

東京都墨田区東駒形三丁目に位置する墨田区立本所中学校は、1947年に開校した歴史ある区立の中学校です。当校は「かしわの精神」を教育目標に掲げ、国際社会で活躍できる豊かでたくましい生徒を育てることを大切にしています。

沿革とは

1987年に開校した本所中学校の歴史は1947年から始まりました。旧東京都立本所工業高等学校内に設立された当初は、生徒の教育環境の整備が求められました。1948年には校舎が改築され、現在の校舎に移転しました。その後、校名や校章、校歌、校旗の制定なども行われ、学校のアイデンティティが確立されてきました。

• - 1947年4月1日: 設立認可。
• - 1947年5月10日: 開校記念式典を実施。
• - 1948年9月1日: 校章が制定される。
• - 1948年12月24日: 現校舎に移転。
• - 1953年5月1日: 校歌が制定。
• - 1953年5月31日: 校旗が制定。
• - 1969年2月24日: 学校給食の提供を開始。
• - 1974年11月27日: 新校舎が完成。

このように、学校はさまざまな変遷を経て地域に根付いた教育機関として成長してきました。

教育方針

本所中学校では「人権尊重の精神」を土台に、生徒個々の成長と発展を促す教育を行っています。「かしわの精神」は具体的に三つの要素から成り立っています。
1. 改革 - 未来を切り拓く力を持った生徒。
2. 心理 - 真理を追求し、自主的に学ぶ姿勢を持った生徒。
3. 和楽 - 和楽の心を大切にし、協力し合う生徒。

このような方針の下、教職員は一人一人の成長に寄り添い、サポートしています。

学校行事と部活動

学校行事も豊富で、年間を通じて様々なイベントが開催されます。中でもスポーツ大会や文化祭は生徒たちにとって特別な経験です。教職員と生徒が一丸となって準備することで、絆が深まります。

また、本所中学校には多岐にわたる部活動が用意されています。体育系の部活動には男子・女子のバスケットボール部、男子・女子のバレーボール部、陸上部やサッカー部などがあります。それに加え、文化系には吹奏楽部やコンピュータ部があり、生徒は興味に応じた活動に参加できます。ただし、2022年度からは技術科教師の不在によりものづくり部が廃部となりました。

アクセス

本校は便利な立地にあり、東武伊勢崎線や東京メトロ銀座線の浅草駅からは徒歩約10分、都営地下鉄浅草線の本所吾妻橋駅からは徒歩約7分の距離です。交通の便が良いため、通学もしやすい環境が整っています。

出身者

墨田区立本所中学校は、著名な出身者を輩出しています。その一部には、いかりや長介氏や王貞治氏、さらには佐藤史果氏などが名を連ねています。こうした卒業生の実績は、本校の教育の質の高さを示しています。

以上が墨田区立本所中学校についての詳細です。この学校は地域の教育の中核を担い、生徒会や保護者、地域と協力しながら一層の発展を目指しています。

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