変装かくれんぼ ハイド&シーク

変装かくれんぼ ～ハイド＆シーク～

『変装かくれんぼ ～ハイド＆シーク～』（へんそうかくれんぼ ハイドアンドシーク）は、TBS系列で放送されていた特別番組で、「大人の本気かくれんぼ」というキャッチフレーズで知られています。初回は『ハイドアンドシーク〜対戦型かくれんぼ〜』のタイトルで始まり、視聴者を魅了しました。

番組の概要

この番組は、さまざまなショッピングモールやテーマパークを舞台にしたかくれんぼを基盤にしたゲーム番組です。参加する芸能人は、隠れるチーム（変装チーム）と見つけるチーム（鬼チーム）に分かれ、ゲームを展開します。通常のかくれんぼとは異なり、変装チームはその名の通り、見つける側チームを倒すことが求められるユニークなルールです。メインテーマ曲には、著名なギタリスト布袋寅泰の「TRICK ATTACK -Theme of Lupin the third-」が使われており、さらに第5回ではオーサカ=モノレールのオリジナルテーマ曲も登場しました。

参加条件とルール

市民の参加を認めるため、番組は第3回以降、事前予約により一般の人々もエキストラとして参加できるようになりました。プレイヤーたちは、隠れる側である「変装芸能人（ハイド）」と、見つける側である「プレイヤー（シーク）」に分かれます。変装芸能人は、詳細に企画した「絶対にバレない変装」を施し、モールやパーク内で一般客や環境に溶け込むように隠れます。シーク側のプレイヤーは全身黒の衣装を着用し、専用のガス装置を装備しています。

プレイヤーは、エリア内を撮影しながら探索し、変装芸能人を見つけ出す役割を果たします。見つけた場合は、カメラでその人物を映し、「見～つけた」と宣言します。変装芸能人であれば自己を認識し、脱落を宣言しなければなりません。一般客やその他の設置物を間違えた場合は「お手付き」となり、その回数が累積していきます。

特別ルールと進行

特に注目すべきは、変装芸能人が隙をついてプレイヤーの背中にあるボタンを押すことができるという点です。このボタンはプレイヤーの脱落につながり、アクシデントの場合はセーフとされる繊細な仕組みになっています。

また、特殊メイクや作戦を駆使してエキストラや影武者を使うことも可能ですが、ボタンを押せるのは変装芸能人本人のみです。第2回からは随時エリア内で放送が行われ、スペシャルイベントの情報などがアナウンスされるようになり、これらのイベントでも勝利をつかむための判断が求められます。

各回の特色

この番組は、毎回異なるルールや特別イベントがあり、視聴者を飽きさせない工夫がなされています。

1. 第1回 - 制限時間はなく、全滅するまでの対戦。
2. 第2回 - 指令が発行され、賞金をかけたプレッシャーが追加。
3. 第3回 - ステージを分けて挑戦し、高額賞金が設定。
4. 第4回 - 脱落者にリベンジの機会を提供。
5. 第5回 - 新たな変装芸能人が登場し、プレイヤーのスリルを増加させました。

この番組は、斬新なかくれんぼのスタイルを取り入れながら、参加者に多彩な楽しみを提供してきたことが特徴です。視聴者は、緊張感あふれるゲーム展開に加え、シーク役のプレイヤーたちの奮闘を楽しむことができました。

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