夏の嵐 〜第1章 光/第2章 影〜

『夏の嵐 〜第1章 光/第2章 影〜』

1970年8月1日にリリースされた『夏の嵐 〜第1章 光/第2章 影〜』は、フォーリーブスのセカンドサウンドトラックであり、その独特な音楽スタイルを示す作品です。このアルバムは、ハイ・ソサエティーやジューク・ボックスとの共演を特徴としており、グループの音楽的な幅を広げています。

アルバム構成

このサウンドトラックは、二つのサイドに分かれています。各サイドには、様々なジャンルの楽曲が収められており、聴く者を飽きさせることがありません。特に、作詞は山上路夫が担当し、作曲と編曲は村井邦彦が行っています。これにより、全体として統一感のあるサウンドが実現されています。

SIDE A

1. オーバチュア [2:42]
2. 海と少年 [2:23]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二
3. 夏につつまれて （アイ・ゲット・サマー） [2:59]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二
4. 帆をあげて [2:03]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二
5. ロック・メドレー [2:26]
6. 浜木綿のような少女 [2:19]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二
7. 甘い痛み - 北公次 [3:40]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二
8. ワイト・イズ・ワイト [2:23]
- 作詞:M.DELPECH、作曲:R.VINCENT、編曲：山上路夫

SIDE B

1. 少女の死 - 北公次 [3:35]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二
2. 夏の終わり [1:25]
3. 丘の上の墓 [4:06]
- 作詞：山上路夫、作曲・編曲：村井邦彦、大野雄二

加えて、このアルバムには日生劇場でのリサイタルの実況録音も収録されています。収められた曲は以下の通りです:

• - BLACK IS BLACK
• - VENUS
• - CROSS ROAD
• - TRAIN
• - BLUE AVENUE
• - LET THE SUNSHINE IN

まとめ

『夏の嵐』は、フォーリーブスの音楽の進化を証明する作品であり、歌詞やメロディーが融合した豊かな表現が際立っています。特に、当時の音楽シーンを彩ったアーティストたちとのコラボレーションが、アルバム全体に特別な魅力を与えています。サウンドトラックという枠を超え、聴く者に多くの感情や思い出を呼び起こす力を持ったこの作品は、今なお多くのファンに愛され続けています。

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