夏の終わり/私面想歌

Non Stop Rabbitの初シングル『夏の終わり/私面想歌』

2017年7月21日、Japanese rock band Non Stop Rabbitが初のシングル「夏の終わり/私面想歌」をStudio Cubic Recordsからリリースしました。このシングルは、CDとカセットテープの2形態での販売で、カセットテープ盤は「カセットストアデイ」への参加を祝うために限定販売されましたが、現在は廃盤となっています。ジャケットデザインは田口達也によるもので、ビジュアル面でも注目されています。

リリース当初、このシングルは関東と関西の限られた店舗でのみ販売されていましたが、全国流通は行われておらず、2021年現在では、ライブ会場やオンラインショップでのみCDの購入が可能です。また、楽曲は2017年7月24日からはダウンロードやストリーミング配信されていましたが、現在はその配信も停止されています。表題曲「夏の終わり」が特に好評で、メンバーの太我の父親から「たくさん製造すれば多くの人に聴いてもらえる」との助言を受け、8000枚のCDを制作したものの、在庫が余ってしまい、売上はほぼ均衡だったというエピソードもありました。

ミュージック・ビデオ

シングルには、2つの楽曲に対してそれぞれ異なるミュージック・ビデオが制作されました。表題曲「夏の終わり」のビデオは、監督が瀬里義治で、俳優の阿部朱梨や末武拓也が出演するショートドラマ形式になっています。一方、「私面想歌」のビデオは、監督の林良樹によって制作され、楽曲のスピード感を生かした緊密で迫力ある映像となっています。どちらのビデオも、曲の情緒をしっかりと表現しており、視聴者に強い印象を与えるものとなっています。

ライブパフォーマンス

シングルのリリースを祝うために、Non Stop Rabbitはワンマンライブを開催しました。このライブは彼らの音楽の魅力を直接ファンに届ける貴重な機会となり、多くの支持を集めました。

収録内容とクレジット

シングルには「夏の終わり」と「私面想歌」が収録されており、オリジナルの音楽制作には鈴木Daichi秀行が深く関わっており、プロデュース、アレンジ、録音、ミキシング、マスタリングを手がけています。レコーディングはStudio Cubicで行われました。また、アートワークについては斎藤有紗がイラストを担当し、菊島明梨と畠山一樹が写真を提供しています。デザインは田口達也が手掛け、ヘア＆メイクを浦野陽介が担当しました。

このように、「夏の終わり/私面想歌」はNon Stop Rabbitの音楽的出発を象徴する重要な作品となっており、そのリリースは今後の彼らの活動に大きな影響を与えるきっかけとなったに違いありません。

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