夏美よう

夏美 よう（なつみ よう）

夏美ようは、2月18日生まれの宝塚歌劇団専科に所属する男役で、群馬県の共愛学園を卒業しました。身長166cmで、愛称は「はっち」です。彼は、元々花組と星組の組長を務めたことでも知られています。彼の舞台における存在感や演技力は、多くのファンに支持されています。

来歴

1974年に宝塚音楽学校に入学し、1976年に62期生として卒業。卒業時の成績は44番であり、初舞台は星組公演『ベルサイユのばらIII』でした。その後、星組に配属され、さまざまな舞台で活躍を重ねました。1993年には星組の副組長、1996年には組長に就任。さらに2000年には花組に組替えし、花組組長としての役割を担いました。2012年には専科に異動し、その後も多くの舞台に特別出演を果たしています。

主な舞台

初舞台と星組時代

初舞台は1976年の『ベルサイユのばらIII』であり、続けて『テームズの霧に別れを』や『誰がために鐘は鳴る』などにも出演しました。彼は星組時代に多くの新人公演や主要作品で重要な役を演じ、経験を積んできました。

花組時代

2000年に花組に組替えた後は、様々な題材に挑み続けました。特に『エリザベート』や『ファントム』などの代表作で、特別な演技を見せて多くの観客を魅了しました。

専科時代

専科へ異動後も、肉体的な表現力や優雅さ、またダンディズムを持った男役として、各組に特別出演をし続けています。その姿は、観客に深い感銘を与えるものであり、現在でも多くのファンに支えられています。

出演イベント

夏美ようは、様々なイベントにも参加しており、特にリサイタルや時折開催される特別なコンサートに出演しています。1980年代から続く多彩なイベントは、彼の音楽的な才能を引き立てています。

受賞歴

2015年には、阪急すみれ会パンジー賞の助演賞を受賞し、また2022年には宝塚歌劇団の年度賞で努力賞を獲得しました。多くの栄誉が示すように、彼の努力と才能は業界内外で証明されています。

まとめ

夏美ようは日本の宝塚歌劇団において、長年にわたり活躍を続けている実力派の男役であり、彼の多くの経験と功績は多くの観客に感動を与えています。これからの彼の活動にも期待が寄せられています。

もう一度検索