多々良敦斗

多々良 敦斗（たたら あつと）



多々良 敦斗は1987年6月23日生まれのサッカー選手で、静岡県出身です。現在は東北社会人サッカーリーグ1部のブランデュー弘前FCに所属し、ディフェンダー（DF）としてプレーしています。彼は日本のサッカー界において、数々のクラブで活躍してきた選手です。

来歴


多々良は静岡市立東豊田小学校および中学校でのサッカーを経て、静岡県立清水東高等学校に進学しました。この高校では、後の日本代表選手である内田篤人と同級生でした。卒業後、静岡産業大学に進学し、そこでのサッカー活動が彼のキャリアの基礎となりました。大学時代には、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで準優勝やベスト4入りに貢献しました。

2010年にはJFLの松本山雅FCに加入し、加入1年目から出場機会を得て、2011年には重要な役割を果たしながらチームをJ2に昇格させました。特に、天皇杯3回戦ではアルビレックス新潟戦での先制点が注目され、ジャイアントキリングの一翼を担いました。このゴールは「天皇杯を象徴するゴール」として評価され、SURUGA I DREAM Awardに選ばれました。

2012年にはJ2リーグに昇格し、彼は3バックの一角として全試合にフル出場しました。以降、彼の活躍は続き、51試合連続フル出場、90試合の連続出場記録を達成しました。これにより、多々良はJリーグにおいて高い評価を受けるディフェンダーとなりました。

2015年1月にはベガルタ仙台に完全移籍し、その後2016年からはジェフユナイテッド市原・千葉でプレーしました。2018年にはロアッソ熊本に移籍したものの、怪我により出場機会は限られました。同年、FCマルヤス岡崎に完全移籍し、2022年6月20日には契約が解除されました。

その後、2022年7月にラインメール青森へ加入し、2023シーズン終了後に退団しました。2024年には、ブランデュー弘前FCへ新たに加入し、新たなステージでの活躍が期待されています。

所属クラブ



個人成績


Jリーグにおいては、彼の初出場は2012年3月4日、対東京ヴェルディ戦でその印象を残しました。また、初得点は2012年4月15日、ロアッソ熊本戦で挙げています。多々良敦斗は、サッカー選手としてのキャリアを積み重ねる中で、着実に成長し続けています。

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