夜はともだち

番組の概要

『夜はともだち』は、1976年4月5日から1982年10月1日まで、TBSラジオで放送された若者向けのラジオ番組です。通称「夜とも」として知られ、多数のパーソナリティが登場しました。番組は主に4つの期間に分けられ、各メインパーソナリティが担当しました。

メインパーソナリティと放送期間

1. 一慶・美雄の夜はともだち
- パーソナリティ: 小島一慶（月・水・金）、林美雄（火・木）
- 放送期間: 1976年4月5日〜1978年3月31日
- 放送時間: 月曜 21:30 - 24:00 他

2. 生島ヒロシの夜はともだちII（セカンド）
- パーソナリティ: 生島ヒロシ、アシスタント: 山本エミコなど
- 放送期間: 1978年4月3日〜1979年10月5日

3. 雄二・小朝の夜はともだち
- パーソナリティ: 山本雄二、春風亭小朝
- 放送期間: 1979年10月8日〜1981年10月2日

4. 夜はともだち 松宮一彦（コサラビ）絶好調!
- パーソナリティ: 松宮一彦、コサラビ
- 放送期間: 1981年10月5日〜1982年10月1日

番組の特徴

初期の『夜はともだち』は、従来のアダルト向け番組に変わる形で、若者向けの新しい番組を目指しました。特に「赤ずきんちゃん食べちゃうぞ」などの人気コーナーで知られ、街で女性に声をかけたり、食事をおごるといったユニークな企画が展開されました。
また、1976年には「赤ずきんちゃん100人目選出大会」がTBSホールで行われ、盛大なイベントとなりました。

コーナー紹介

番組には多くのコーナーが用意されており、以下はその一部です：

• - 夜とも郵便局
• - あなたのハロー・グッバイ
• - 話の本棚（森ミドリ）
• - 今日の玉手箱
• - コンパのビッグ・イベント

さらに、後のパーソナリティである生島ヒロシは、番組の中でリスナーの出席を取るなどし、彼の人気を高める契機ともなりました。この時期主持である山本エミコとのコンビはリスナーからも好評を博しました。

最終期の展開

1981年から1982年にかけては、松宮一彦とコサラビがメインパーソナリティを務め、「ファンの集い」などのイベントを通じてリスナーとの交流を図りました。この番組は最後の数年間双方のパーソナリティのユーモアあふれるやり取りで、リスナーを楽しませました。

総括

『夜はともだち』は、ラジオ番組としての枠を超え、若者文化を形成する重要な要素となった番組でした。個性豊かなパーソナリティたちが織りなす多様なコーナーやイベントは、今でも多くのリスナーの記憶に残るものです。

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