夢屋書店

夢屋[書店]]は、かつてユニー株式会社が[[総合スーパー]店舗内で運営していた書籍コーナーのショップブランドです。

概要

「文化の遊園地」をキャッチフレーズに、雑誌を中心とした書籍を販売していました。一部のアピタ・ピアゴ店内の書籍コーナーとして出店し、2016年4月時点では、愛知県・静岡県・岐阜県など東海地方を中心に直営57店舗を展開していました。最盛期にはフランチャイズ店やロードサイド型単独店も存在し、甚目寺店や焼津店などではCD・DVDのレンタルも行っていました。

2016年、ユニー株式会社の構造改革に伴い、夢屋書店の事業は縮小されました。直営店舗の約6割の運営が、書籍取り次ぎ大手「日本出版販売」のグループ企業である株式会社Y・spaceに移管され、テナント方式となりました。同年5月以降に移管された店舗は店名を「えみたす」に変更して運営されていましたが、2023年10月にY・spaceを含めた日販グループ4社が合併し、2024年1月現在はNICリテールズ株式会社が運営を行っています。

沿革

1985年11月25日 - 岡崎市三崎町に1号店である岡崎店が開店。
1987年1月21日 - 事業部化。
1987年7月6日 - 名古屋市北区丸新町にフランチャイズ1号店のポートナイン夢屋を開店。岐阜の國六グループのK&Rが運営し、オートバイの販売も行っていました。
2010年9月 - 食品スーパー内に出店する小型店舗の1号店をピアゴ福釜店内に開店。
2016年5月21日 - 書店事業を縮小し、一部の店舗を他社へ移管開始。
2016年8月21日 - 事業部廃止。

店舗

2016年5月までの直営店は、テナント店としてアピタ・ピアゴ内に存在していました。

※印の店舗は、2016年5月以降に移管された店舗（現・えみたす店）です。

フランチャイズ店は、本の王国を展開する株式会社新進が1995年から2016年3月末まで数店舗を運営していました。いずれも路面店でした。

過去に存在した独立店舗

かつて存在した独立店舗としては、以下のような店舗がありました。

岡崎三崎町（1号店） - 1985年11月25日開店
一宮妙興寺（2号店）
豊橋向山（3号店） - 喫茶店併設型店舗の1号店
守山
大府共和
中村公園
小牧文化センター（7号店） - 1988年11月18日開店。現在はビデオ合衆国USV。
豊田丸山町
鵜沼（建物解体後、跡地は現在スズキアリーナ鵜沼）
大治 - 1988年3月開店。オープン時にはボディーソニック（無料で衛星放送やCDを視聴でき、体で音を感じることができる椅子）が設置されていました。
扶桑（現在はゲオが入居）
阿久比（2009年1月20日に閉店）
岡崎大樹寺（2010年5月31日に閉店）
初生（2010年7月31日に閉店）
瀬戸水野（2011年1月30日に閉店）
小牧西（2012年8月31日に閉店）
知立宝町（2012年9月16日に閉店）
西春（2013年11月10日に閉店）
尾西（2014年10月31日に閉店）
豊田若林（新進運営店、2014年12月31日に閉店）
半田（新進運営店、2015年11月30日に閉店）
西尾（新進運営店、2015年12月6日に閉店）
安城（新進運営店、2016年4月1日に「本の王国」にショップブランド変更）
知多（新進運営店、2016年4月1日に「本の王国」にショップブランド変更）
甚目寺（2016年7月21日に「えみたす」にショップブランド変更）
長久手（2016年7月21日に「えみたす」にショップブランド変更）
* 焼津（2016年8月3日に「えみたす」にショップブランド変更）

備考

千葉県内には同名の夢屋書店が3店舗存在しますが、ユニーとフランチャイズ契約を結んでいるわけではなく、株式会社ファンクリエイトが独自に運営している無関係の書店です。同書店はアダルト系商品を主体に扱っています。

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