大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場

大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場

大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場（おおいふとうちゅうおうかいひんこうえん―もりだいにきゅうぎじょう）は、東京都品川区にかつて存在した多目的球技場です。この施設は大井ふ頭中央海浜公園の一部で、プロ野球の試合を行うことができる隣接の大田スタジアムと共に地域のスポーツ活動を支えていました。しかし、2018年4月1日に大井ホッケー競技場の建設のために閉鎖されることとなりました。

概要

この球技場は、人工芝で覆われた多用途フィールドが特徴で、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどのラインが色別にペイントされています。また、電光表示のスコアボードも設置されており、様々な競技に対応していました。かつては関東学生アメリカンフットボールリーグ戦の主要なスタジアムとして、数多くの試合が行われました。近年では、アメリカンフットボールのXリーグの公式戦の会場としても利用されることがありました。

施設の詳細

施設の収容人数は約5,000人で、うち約1,000席は固定座席のメインスタンドに設置されており、他は芝生席となっています。照明設備は、150、300、500ルクスと異なる明るさで整備されており、夜間でも快適にスポーツを楽しむことが可能でした。得点板も設置され、観戦する人々に試合の進行状況を分かりやすく伝えていました。

アクセス

この球技場へは、交通アクセスも良好でした。東京モノレールの大井競馬場前駅から徒歩約10分、京浜急行電鉄の立会川駅からは徒歩約20分の距離に位置しており、来場者にとって非常に便利なロケーションでした。

公園内の他の施設

大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森内には、スポーツ関連はもちろんのこと、さまざまなその他の施設も整っていました。陸上競技場や第一球技場、さらに野球場が複数整備されており、テニスコートやゲートボール場も利用可能でした。また、大井スポーツセンターやドッグラン、さらには自然豊かなエリアも充実しており、家族連れやアクティブな方々にとって楽しめる環境が整っています。公園内にはさくら広場やくすのき広場、野鳥観察小屋などもあり、レクリエーションや自然観察を楽しむことができました。

大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場はその多機能性と立地から、地元のスポーツ愛好者に親しまれてきた場所でした。しかし、閉鎖されることで新たな施設に生まれ変わることが期待されています。

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