大内寛文

大内寛文氏は、1966年11月17日生まれの元ラグビー選手であり、現在は浄土真宗本願寺派の僧侶として寺院の住職を務めています。また、龍谷大学ラグビー部の元監督という顔も持ち合わせています。

プロフィール

広島県出身で、ラグビー選手としてのポジションはフランカーでした。日本代表としてのキャップ数は5を数えます。東芝ブレイブルーパス東京に所属するラグビー選手、大内真氏は実の息子です。

ラグビー選手としての来歴

実家は広島県竹原市にある浄土真宗本願寺派の日照山長善寺です。竹原高校を卒業後、リコーに入社しラグビー部に入部しました。1990年10月27日の韓国戦で日本代表として初キャップを獲得し、その後も国際試合で活躍しました。

1991年にリコーを一旦退職し、実家の寺を継ぐための僧侶資格を得るため龍谷大学短期大学部に入学。同時に龍谷大学ラグビー部にも入部しました。当時、同チームは関西大学リーグAリーグに昇格したばかりでしたが、大内氏の加入はチームに大きな刺激を与え、1993年度から6年連続で全国大学選手権への出場を果たす原動力となりました。大内氏自身もラグビーを続けるために、1993年に龍谷大学文学部仏教学科に編入学しています。

大学卒業後にリコーへ復帰。1997年に現役を引退し、家業を継いで長善寺の住職となりました。その後、2012年4月からは龍谷大学ラグビー部の監督に就任しています。

その他の活動

大内寛文氏は、ラグビー選手、僧侶、そして大学ラグビー部監督という、多岐にわたる分野で活躍しています。これらの活動を通じて、スポーツと宗教という異なる分野を繋ぐユニークな存在として注目されています。

関連情報

出身高校: 広島県立竹原高等学校
所属チーム: リコーブラックラムズ (元所属), 龍谷大学ラグビー部

参考文献

ザ・ワールドラグビー（新潮社）29頁

外部リンク

浄土真宗 本願寺派 日照山 長善寺のホームページ
龍谷大学ラグビー部のサイトURL'>龍谷大学スポーツ特設サイト RYUKOKU SPORTS RUGBY
2019 ALL FOR JAPAN TEAM



大内寛文氏は、ラグビー界と仏教界の両方でその名を刻む、稀有な人物と言えるでしょう。

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