大分県立由布高等学校

大分県立由布高等学校

大分県立由布高等学校（おおいたけんりつ ゆふこうとうがっこう）は、大分県由布市庄内町大龍に所在する県立高等学校です。この学校は、長い歴史の中で幾度かの変遷を経て現在に至っています。

沿革

県立碩南中学校時代

1885年（明治18年）6月5日 - 大分県立大分中学校として大分郡大分町に開校しました。これが、由布高校の源流となります。
1886年（明治19年）10月 - 大分県尋常中学校と改称されました。
1894年（明治27年）3月 - 中津分校を設置。同時に、大分郡豊府村へ新校舎を移転しました。
1897年（明治30年）- 大分県大分尋常中学校と改称。杵築、臼杵、竹田に分校を設立。中津分校は独立しました。
1900年（明治33年）3月 - 各分校がそれぞれ独立しました。
1901年（明治34年） - 大分県立大分中学校と改称しました。
1941年（昭和16年） - 校内に県立夜間中学校が併設されました。
1943年（昭和18年）11月11日 - 県立夜間中学校が大分県立碩南中学校と改称しました。
1948年（昭和23年）4月1日 - 学校改革により、大分中学校、碩南中学校、他2校が合併し、大分県立大分第一高等学校となりました。7月30日には定時制の由布院分校、野津原分校が開校しました。
1949年（昭和24年）- 分校が上野校舎、大道校舎と改称。稙田分校が開設されました。
1951年（昭和26年） - 大分県立大分上野丘高等学校と改称しました。

私立庄内実家高等女学校時代

1941年（昭和16年）4月11日 - 私立庄内実科高等女学校が開校しました。
1951年（昭和26年）4月 - 大分県立大分上野丘高等学校の庄内分校となりました。

県立上野丘高等学校時代

1955年（昭和30年）4月1日 - 上野丘高等学校のうち、由布院、野津原、稙田、庄内の定時制分校が統合独立し、定時制の大分県立碩南高等学校となりました。
1962年（昭和37年）4月1日 - 定時制から全日制普通科に転換しました。
2006年（平成18年）4月 - 由布市発足に伴い、大分県立由布高等学校に改名しました。

設置科

普通科

高校再編

2008年（平成20年）1月9日に大分県教育委員会が公表した2010-2014年度の後期高校再編計画の検討素案においては、本校を廃止することが提案されていました。しかし、同年8月27日に決定された最終案では、2011年度（平成23年度）から連携型中高一貫教育を導入し、存続することとなりました。

卒業生

木津悠輔 - ラグビー選手。
野畑美咲 - ライフル射撃選手。2024年パリオリンピック射撃の女子個人・混合団体10mエアライフル日本代表。

関連項目

大分県高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (大分県)
大分県師範学校（1898-1943）
大分県女子師範学校（1907-1943）

外部リンク

大分県立由布高等学校

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