大同特殊鋼フェニックス

大同特殊鋼ハンドボール部

大同特殊鋼ハンドボール部（だいどうとくしゅこうハンドボールぶ）は、日本ハンドボールリーグに所属する社会人のハンドボールチームであり、通称は「フェニックス」です。母体は大同特殊鋼であり、チームカラーは明るいイエローです。

受賞歴と実績

本チームは、社会人チームの中で最多となる64回の全国タイトルを獲得しています。これには、日本リーグでの18回、日本選手権での14回、全日本選抜での3回（1973年からの3連覇を含む）、さらには全日本社会人選手権での18回（前身である全日本実業団を含む）と、国体での11回が含まれます。

歴史の歩み

1962年に同好会としての活動を始め、1964年2月に正式にハンドボール部が創部されました。チームは1973年から三年連続で4冠を達成しましたが、1976年には日本選手権での敗北が悔やまれ、その後「不死鳥のように蘇ろう！」という願いを込めて「フェニックス」という愛称が付けられました。

1985-86年シーズンには不幸にも所属選手の暴行事件により、リーグを途中棄権し、2部へ自動降格となりましたが、翌1986-87年シーズンには2部を制し、1部への昇格を果たします。さらに、1991-92年シーズンには6シーズンぶりの優勝を飾りました。

その後も1994-95年シーズンではレギュラーシーズンで1位となりプレーオフに進出しましたが、決勝で敗退。1996-97年シーズンには再び優勝を果たし、これ以降も数多くの戦果を挙げています。

2006年には国体で3位に終わりましたが、3冠を干渉するなど、素晴らしい活躍を見せました。また、2009-10年シーズンには素晴らしい5連覇を達成しました。

2010-11年シーズンは3位に留まったものの、2011-12年シーズンには2季ぶりの優勝を収め、さらには2014-15年シーズンまで4連覇を達成しました。2016-17年シーズンにはレギュラーシーズンを1位で通過しましたが、プレーオフで敗退し、2位でシーズンを終える結果となりました。

2018-19年シーズンのトヨタ紡織九州戦では、チームとして日本リーグ史上初となる通算400勝を達成する快挙を遂げました。さらに、2022年10月21日には2024年に発足する予定のプロリーグへの参入が内定しました。

選手・スタッフ

現役選手やスタッフの活動が活発で、過去には多くの優秀な選手が在籍していました。中でも、趙範衍や白元喆、蒲生晴明といった有名選手たちが名前を連ねる歴史を持っています。

参考リンク

• - 大同特殊鋼ハンドボールクラブ公式HP
• - 大同特殊鋼フェニックス (@daido_phenix) - X（旧Twitter）
• - 日本ハンドボールリーグ（チーム情報詳細）

このように、大同特殊鋼ハンドボール部は日本のハンドボール界において重要な存在であり、その成績や歴史から多くのファンに支持されています。

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