大山国夫

大山国夫

大山国夫（おおやま くにお、1944年12月12日 - ）は、日本の囲碁棋士。福岡県出身。宮本直毅九段門下、関西棋院所属、九段。

経歴

1957年に院生となり、囲碁の世界へ足を踏み入れました。その後、順調に昇段を重ね、1961年に初段、1964年に五段、1966年には六段へと昇進しました。1968年には大手合で優勝を果たし、その実力を示しました。1969年に七段、1971年には八段へと昇段。

1973年には王座戦でベスト4に進出、同年には関西棋院賞道玄賞を受賞しました。1975年には関西棋院第一位決定戦の決勝に進出。1980年に九段に昇段しました。1982年、関西棋院第一位決定戦決勝で牛之浜撮雄に2-1で勝利し、優勝を果たしました。1988年にはIBM早碁オープン戦で3位入賞、1989年には本因坊戦3次予選決勝に進出。1998年、再び王座戦でベスト4に進出しています。

その他、第2、3期棋星を獲得。

棋風

詳細な棋風については資料が少ないため不明ですが、数々の棋戦での実績から、実戦的で粘り強い棋風であると考えられます。

主な戦績

1968年 大手合優勝
1973年 王座戦ベスト4
1973年 関西棋院賞道玄賞
1982年 関西棋院第一位決定戦優勝
1988年 IBM早碁オープン戦3位
1989年 本因坊戦3次予選決勝進出
1998年 王座戦ベスト4
第2,3期 棋星

参考文献

『囲碁年鑑』日本棋院

外部リンク

関西棋院「大山国夫」

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