大山正篤

大山 正篤について

大山 正篤（おおやま まさのり、1964年5月25日生まれ）は、日本の著名なドラマーで、特にロックバンドZIGGYの元メンバーとして知られています。彼は北海道釧路市で生まれ、音楽の道を追求する姿勢は若い頃から曲がることがありませんでした。

幼少期と音楽との出会い

小学生の頃、彼は少年野球に励んでいましたが、中学校に進むと吹奏楽部に入部し、そこでドラムと出会います。彼は部長として活動し、指揮者としても力を発揮し、全道大会で銀賞を受賞し、その後の音楽活動にも良い影響を与えました。高校ではバンドを友人と組み、音楽への情熱はますます高まりました。

大学時代の出会い

卒業後、大山は札幌で本格的なバンド活動を考えていましたが、メンバーがその意思を持たなかったため、進学を選択し上京します。大学の音楽サークルでは戸城憲夫と出会い、彼との出会いが後に大きな影響を与えました。戸城に誘われ、鹿鳴館でのメタルバンドのライブを観ることで新たなインスピレーションを受け、グラスデッドフリッカーズを結成。その後、ZIGGYとの出会いが彼のキャリアを大きく変えることになります。

ZIGGYでの成功

大山はZIGGYにサポートドラマーとして参加した後、正式なメンバーに昇格しました。ZIGGYは特に新宿ラママでのパフォーマンスで多くの観客を集め、話題になりました。1987年には徳間ジャパンからメジャーデビューを果たしてからは、人気バンドとしての地位を確立していきます。

様々な音楽活動

ZIGGYを脱退した後も、彼は音楽に多様な形で関与し続けました。メンバー脱退後、LAVでのメジャーデビューや、さまざまなアーティストへの楽曲提供を行い、音楽プロデューサーとしても活動を広げました。特に、シンガーソングライター山瀬まみに対する作詞提供や、複数のバンドでの編曲やプロデュースで数々のヒット作を生み出しています。

彼の音楽的なキャリアは、2000年代に入ると講師活動にも広がり、バンタンミュージックカレッジで若手アーティストの育成にも力を注いでいます。また、バンド“Kharn”や“Gently Weeps”の結成・活動を通じて、音楽シーンの発展にも寄与しています。

最新の活動

2019年にはメンタル心理カウンセラーを取得し、音楽だけでなく心理的支援へも視野を広げるなど、多才な側面を見せています。2022年には30年ぶりに松尾宗仁と共演し、彼の音楽活動は今もなお活発です。

大山正篤は、音楽を通じて多くの人々に影響を与え続け、その創造性と情熱で多くのファンを魅了しています。今後の彼の活躍にも、さらなる期待が寄せられています。

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