大崎警察署

大崎警察署：品川区の安全を守る拠点

大崎警察署は、東京都品川区大崎四丁目に所在する、警視庁第二方面に所属する警察署です。品川区西北部の地域住民の安全と安心を守るため、日々活動を展開しています。最寄りの駅はJR大崎駅と東急大崎広小路駅で、いずれからも徒歩圏内に位置しており、アクセス良好です。

最新の施設と充実の設備

現在の庁舎は2009年に完成した地上9階地下2階建ての近代的な建物です。広々とした空間と最新の設備が整えられており、警察官にとって働きやすい環境が提供されています。署内には、被疑者の身柄を一時的に拘束する留置場（代用監獄）も設置されています。

管轄区域と組織

大崎警察署の管轄区域は、品川区の広範囲に及びます。上大崎、大崎、西五反田、東五反田の一部、さらに荏原、小山の一部地域を含みます。それぞれの地域の特性を踏まえ、地域に密着した警察活動を行っています。

署内には、警務課、交通課、警備課、地域課、刑事組織犯罪対策課、生活安全課など、様々な部署が設置されています。それぞれの部署が連携し、犯罪の抑止、事件・事故の解決、地域住民への安全啓発など、多様な業務に取り組んでいます。

交番と駐在所：地域に根差した活動

管轄区域内には、複数の交番と駐在所が設置され、地域に密着した警察活動を展開しています。五反田駅前交番、大崎駅前交番、中原口交番、西五反田交番、目黒駅前交番といった主要な交番に加え、長者丸駐在所も設置されています。これらの拠点を通じて、地域住民との連携を強化し、迅速な対応に努めています。また、池田山地域安全センターは、かつて池田山交番として活動していましたが、五反田駅前交番との統合を経て、現在は地域安全センターとして機能しています。

歴史と変遷

大崎警察署の歴史は古く、1893年（明治26年）、品川警察署大崎分署から昇格して開署しました。以来、時代の変化に合わせて、庁舎の移転や改築を繰り返しながら、地域住民の安全確保に貢献してきました。1951年には木造モルタル塗り庁舎、1968年には鉄筋コンクリート造りの庁舎が完成し、2005年には仮庁舎への移転を経て、2009年に現在の庁舎が完成しました。

1995年（平成7年）には、管内において発生した重大事件（公証人役場事務長逮捕監禁致死事件）を受け、警視庁特別捜査本部が大崎警察署内に設置されるなど、重要な役割を果たしました。

アクセス

所在地：東京都品川区大崎四丁目2番10号
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、りんかい線 大崎駅 徒歩約5分
東急池上線 大崎広小路駅 徒歩約2分
東急バス（渋41）「大崎警察署前」バス停 徒歩約1分

大崎警察署は、交通アクセスにも優れており、地域住民にとって利便性の高い立地にあります。今後も、地域住民の安全と安心を守るため、その役割を担い続けていくでしょう。

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