大川タツユキ

大川タツユキ：多岐にわたる才能を発揮する音楽プロデューサー

大川タツユキ（本名：大川達之）は、東京都文京区出身の音楽家です。音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、マニピュレーター、シンセサイザープログラマー、レコーディング・エンジニア、ミキシング・エンジニア、DJと、非常に多岐にわたる肩書きを持っています。

仕事の内容や参加形態に応じて、大川タツユキ、大川達之、Tatsuyuki Okawa、Todd Okawa、MATALLY、THE DOMESTICS、ドメスティックス、PAPA-O、ROBOJIK、VISAGEといった様々な名義を使い分けているのも特徴です。

キャリアの始まりと多様な活動

大川氏の音楽キャリアは、ロサンゼルスでのレコーディング・コーディネーターとしての活動からスタートしました。数々の有名スタジオでレコーディング作業に立ち会い、スタジオワークのノウハウを習得。帰国後は、浜崎あゆみ、安室奈美恵、MISIA、CHEMISTRY、m-flo、19、leccaなど、日本の音楽シーンを代表する様々なアーティストに作曲、編曲、リミックス、エンジニアとして関わっています。また、映画やTV-CMの音楽も手がけるなど、その活動は多岐にわたります。

経歴

Los Angeles Groove School of music（スティーヴ・ルカサー、ロビー・ネビル等を輩出）在学中にコーディネーターとして活動。Greg Ladanyi （TOTO、フリートウッド・マック） 、ジョー・チッカレリ（フランク・ザッパ）等の作業に付き添いスタジオ・ワークのノウハウを習得。帰国後、株式会社HAM（旧HAMMERシンセサイザープログラマーの集団）でシンセサイザー・プログラマーとして音楽活動をスタート。ペプシCM曲（作曲：ブライアン・イーノ）等を編曲。後に、ホワイトボード音楽出版（スタジオテイクワン）に所属。自身の大川ルームでシンクラヴィア、Pro Tools等を使用した音楽制作を開始。エトワスミュージック（現アーティマージュミュージック）と共同でAQUARIUMスタジオを立ち上げm-flo初期作品をプロデュース。2006年よりmusicbox STUDIOを立ち上げ、フリーランス（プロデュース・作曲/編曲・エンジニア）にて活動開始、現在に至る。

幅広い仕事内容

大川氏の仕事は、プロデューサー、作曲家、編曲家、マニピュレーター、リミキサー、レコーディング・エンジニアと多岐にわたります。そのため、同じレコード会社からの依頼であっても、部署によって認知されている立場や依頼業務が異なる場合があるそうです。作曲、編曲、トラックメイカー、レコーディングなどは、自身のスタジオ（musicboxSTUDIO）で行っています。レコーディング・エンジニアとしての仕事で、外部スタジオに出張することもあります。

主な参加作品

以下に、大川氏が参加した主な作品をいくつかご紹介します。

m-flo: 多数のシングル、アルバムに参加。
lecca: シングル「For You」「My measure」、アルバム「City Caravan」「BIG POPPER」など。
MISIA: シングル「ANY LOVE」「LUV PARADE」、アルバム「ASCENSION」「ARIA」など。
ARIA: シングル「NEXT DOOR」「Departure feat.AK-69」、アルバム「THE JUKE BOX」など。
浜崎あゆみ: Boys&Girlsのリミックス
CHEMISTRY: almost in love/Re:fo(u)rmのリミックス
* その他: 安室奈美恵、AK-69、SMAP、平井堅、三浦大知など、数多くのアーティストの作品に参加。

上記以外にも、映画、CM、ゲーム音楽など、幅広い分野で活躍しています。より詳細な情報は、公式サイトで確認できます。

大川タツユキは、その多才な才能と幅広い知識、経験を活かし、日本の音楽シーンに貢献し続けているクリエイターです。

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