大川市消防本部

大川市消防本部の概要

大川市消防本部は、福岡県の大川市に位置していた消防機関です。かつて活発に活動を行っていましたが、2019年3月31日をもってその役割を終えました。それ以降は、久留米広域消防本部の一部として大川消防署に統合され、さらなる消防体制の強化が図られています。

基本情報

• - 所在地: 福岡県大川市大字郷原483番地5
• - 管轄区域: 大川市全域
• - 面積: 33.62 km²
• - 消防署数: 1

配置車両

大川市消防本部では、以下の車両が配置されていました：

• - 消防ポンプ車: 1台
• - 水槽付消防ポンプ車: 1台
• - 化学消防ポンプ自動車: 1台
• - 救助工作車: 1台
• - 高規格救急車: 3台（予備1台を含む）
• - 広報査察車: 1台
• - 消防活動用軽トラック: 1台

大川市消防本部は、筑後地域消防通信指令事務協議会に参加し、久留米市にある筑後地域消防指令センターから指令業務を受けていました。これは、近隣の市町村への支援活動にも利用されていました。

沿革

大川市消防本部の歴史は、以下の重要な出来事から成り立っています：

• - 1931年（昭和6年）7月: 旧大川町に初めて消防車が配備される。
• - 1954年（昭和29年）4月: 大川町、三又村、木室村、田口村、川口村、大野島村が合併し、新たに大川市が誕生。
• - 1963年（昭和38年）7月: 大川市消防本部が設立され、組織的な消防活動が開始される。
• - 1965年（昭和40年）4月: 大川市消防署が設置され、地域の防災体制がさらに強化される。
• - 2016年（平成28年）4月: 筑後地域消防指令センターが稼働し、通信指令業務がこのセンターに移管される。
• - 2019年（平成31年）4月1日: 久留米広域消防本部との統合が行われ、大川消防署に変わる。

組織構成

大川市消防本部の組織は、本部と消防署に分かれていました。具体的には、次の部門が存在しました：

• - 本部: 総務課、警防課
• - 消防署: 第1・第2中隊

まとめ

大川市消防本部は、地域住民の安全を守るために長年にわたり活動を行ってきました。その後の統合によって、消防の効率化が進み、地域の安全への取り組みが次の段階へと発展しています。今後も消防活動に対する意識を高め、さらなる防災体制の強化が求められています。

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