大川市立大川桐薫中学校

大川市立大川桐薫中学校

大川市立大川桐薫中学校（おおかわしりつ おおかわとうくんちゅうがっこう）は、福岡県大川市大字下木佐木に位置する市立中学校です。2020年に、大川市内の2校（大川市立三又中学校および大川市立大川東中学校）の統合により新たに開校しました。2025年には創立5周年を迎える予定です。

校名の由来

この学校の校名には、地域特産品である桐製家具の象徴「桐」と、良い影響をもたらす「薫」の意味が込められています。これにより、地元の文化や伝統を尊重しながら教育を行う姿勢が表れています。

校訓と教育目標

学校は「自主・向学・友愛」という校訓を掲げ、生徒の自立した学びを促進しています。教育の目標には「自ら学び、豊かな人間性と健やかな体を持ち、未来に挑戦する意欲と実践力に富む生徒の育成」があり、地域社会に貢献できる人材の育成を重視しています。

校章

校章は、桐の花と葉をデザインに取り入れ、背景に校名「桐英」を縦書きで配置しています。色は緑色であり、スクールカラーとして親しまれています。

校歌

校歌は、詞文を橋本真理子、作曲を久米博之が担当し、3番から成る歌詞には校名「大川桐薫」が登場し、地域の特色や生徒たちの学びの誓いが表現されています。

通学区域

大川市立三又小学校、道海島小学校、木室小学校、田口小学校が通学区域として指定されており、生徒たちの生活圏は地域に密着しています。

制服

制服は同時に設立された大川市立大川桐英中学校と共通のデザインであり、冬服ではネクタイやリボンの色によって両校を識別しています。大川桐薫中学校のネクタイやリボンは青色で、ジャージはスクールカラーの緑色が採用されています。

学校の沿革

旧三又中学校は1947年に創立され、73年の歴史の後2020年に閉校しました。旧大川東中学校、旧木室中学校、旧田口中学校もそれぞれ長い歴史を持ち、最終的に大川桐薫中学校設立に至りました。新校舎は大川東中学校の敷地に完成し、機能的な施設が整えられています。

交通と周辺環境

最寄りの鉄道駅は西日本鉄道の「蒲池駅」で、アクセスが便利です。また、国道385号の「新開」交差点も近く、交通環境も整っています。周辺には地域の公民館やJAの支店、自然豊かな花宗川などもあります。

連携教育

2023年より福岡県立大川樟風高等学校との連携型中高一貫教育が開始されるなど、高校との連携も進めつつ、生徒たちのさらなる成長に寄与しています。

このように大川市立大川桐薫中学校は、地域の伝統を重んじながら、未来を担う人材の育成に努めています。

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