大府市消防本部

大府市消防本部について

愛知県大府市に位置する大府市消防本部は、地域全体の消防業務を担う重要な機関です。市制施行に伴い、1970年に設置されたこの消防本部は、近年まで多くの進化を遂げており、その機能や設備も日に日に充実しています。

基本情報

• - 消防本部所在地: 大府市大東町3-202
• - 管轄面積: 33.68 km²
• - 職員数: 95名
• - 消防署数: 1カ所
• - 出張所数: 1カ所

同消防本部では、普通消防ポンプ自動車や水槽付消防ポンプ自動車など、多様な消防車両を運用しています。具体的には、2007年4月時点では次のような主要機械が揃っています：

• - 普通消防ポンプ自動車：2台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：2台
• - はしご付消防自動車：2台
• - 屈折はしご付消防自動車：1台
• - 化学消防自動車：1台
• - 小型動力ポンプ付水槽車：1台
• - 救急自動車：4台
• - 救助工作車：1台
• - 指揮車：1台
• - 広報車：5台
• - 資機材搬送車：2台

沿革

大府市消防本部の歴史は1970年に始まります。当初は大府町消防本部として設立され、すぐに消防業務に着手しましたが、その後市制施行により名を改めました。これまでの主な出来事には、1973年の屈折はしご付き消防車の配備や、1982年のはしご付消防車の追加配備があります。また、1992年には新庁舎が完成し、消防業務の効率向上に貢献しました。

2001年にはWebサイトが開設され、市民との情報共有も進められてきました。最近では、2020年に新しい防災学習センターを併設した共長出張所が開設され、より一層の防災活動強化が図られています。

大府市防災学習センター

大府市防災学習センターは、同消防署の共長出張所に併設されている教育施設です。このセンターは「DAIWA防災学習センター」という愛称で知られ、地元企業との提携により名付けられました。

センターは2020年9月1日に開館し、大府市の市制50周年の記念事業として設立されました。施設内では、地震や水害、火災といった災害に関する学習が体験できるコンテンツが豊富で、地域の人々に大きな評価を得ています。また、さまざまなセミナーや研修会も定期的に開催されており、地域における防災意識の向上に寄与しています。

まとめ

大府市消防本部は、地域の安全を確保し、緊急時に迅速に対応できる体制を整えています。新しい防災学習センターの開設により、消防本部は地域社会の防災活動を積極的に支援する役割を果たしています。市民が安心して生活できる環境を築くために、今後もさらなる発展が期待されます。

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