大東市立図書館

大東市立図書館：地域住民を支える情報と文化の拠点

大阪府大東市には、地域住民の学習、文化活動、情報アクセスを支える大東市立図書館があります。中央図書館、西部図書館、東部図書館の3館と、移動図書館「やまなみ号」からなる図書館システムは、市民の多様なニーズに応えるべく、日々活動を続けています。

2020年には「だいとう電子図書館」も導入され、デジタルコンテンツへのアクセスも容易になりました。幅広い世代が利用しやすい環境づくりに力を入れていることが伺えます。

利用できる方

大東市立図書館の利用には、貸出利用券の取得が必要です。大東市内に在住、在学、または在勤している方はもちろん、北河内6市（守口市、枚方市、寝屋川市、四條畷市、門真市、交野市）および大阪市、東大阪市に在住、在学、または在勤している方も利用できます。

貸出冊数は3館合計で10冊まで、貸出期間は2週間です。

各館の特色と設備

各図書館には、様々な設備が整っています。ITコーナー、AVコーナー、Wi-Fiコーナー、参考図書コーナー、学習コーナーなど、利用者の目的に合わせたスペースが用意されています。これらの設備は、貸出利用券の提示により利用可能です。

中央図書館: 総合文化センター（サーティホール）の1階に位置し、令和3年度末時点で15万冊を超える蔵書を誇ります。文化ホール、公民館、歴史民俗資料館が併設されているため、図書館利用と合わせて、多様な文化活動を楽しむことができます。また、移動図書館「やまなみ号」の管理も中央図書館が行っています。

西部図書館: 来ぶらり南郷2階にあります。令和3年度末時点で23万冊を超える蔵書を有しており、大東市立図書館の中でも特に蔵書数が豊富です。静かに学習できる学習スペースや、AV資料を視聴できるAVブースが設置されているのも特徴です。

東部図書館: 来ぶらり四条1・2階にあります。令和3年度末時点で15万冊近い蔵書数を保有しています。

移動図書館「やまなみ号」

「やまなみ号」は、図書館から離れた地域にもサービスを提供する移動図書館です。寺川団地前、三箇小学校、北条小学校、龍間（2箇所）、まなび北新（楠木）、諸福小学校前など、複数の巡回サービスステーションを設け、地域住民の読書機会の確保に貢献しています。月12回程度の運行を予定していますが、変更される場合もあります。

開館時間と休館日

各館の開館時間は、平日は9:30～20:00、祝日は9:30～17:00です。休館日は、館によって異なりますが、いずれも第1～第3の月曜日、水曜日、火曜日（祝日の場合は翌日）と、年末年始、資料整理期間が含まれます。詳細は、大東市立図書館の公式ウェブサイトでご確認ください。

まとめ

大東市立図書館は、充実した蔵書、多様な設備、そして便利な移動図書館サービスによって、地域住民の学習や文化活動に大きく貢献しています。電子図書館の導入も相まって、現代社会のニーズに的確に対応した図書館システムと言えるでしょう。今後も、地域社会に根ざした図書館として、更なる発展が期待されます。

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