大江橋法律事務所

大江橋法律事務所とは

大江橋法律事務所（おおえばしほうりつじむしょ、Oh-Ebashi LPC & Partners）は、日本の法律サービスを提供する著名な法律事務所であり、特に大阪に本拠地を構えています。この事務所の名称は、堂島川に架かる大江橋にちなんで名付けられています。大江橋法律事務所は、日本における「大阪四大法律事務所」のひとつとして知られており、西日本において最も規模の大きい事務所です。

所在地と規模

事務所は大阪を中心に、東京、名古屋、さらには海外の上海にも拠点を展開しています。特に大阪の事務所は、171名の弁護士を擁し、日本の法律事務所としては所属弁護士数で第10位にランクインしています。この規模は弁護士法人としても最大級であり、東京事務所には60名以上の弁護士が在籍しています。そのため、幅広い分野での法的支援が可能となっています。

多様な法律サービス

大江橋法律事務所の特徴は、企業買収（M&A）や商業取引から、個人の刑事事件、民事問題、家族法、労働法に至るまで、さまざまな法律問題に対応している点です。このような多様なサービスを提供することで、顧客の多様なニーズに応える体制を整えています。

事務所の沿革

事務所の歴史は1981年に遡ります。当初「石川・塚本・宮崎法律事務所」として設立され、1983年に「大江橋法律事務所」に名称を変更しました。その後1995年に上海事務所を開設し、2002年には「弁護士法人 大江橋法律事務所」として法人化されました。また、同年9月に東京事務所を開設し、2015年には名古屋事務所も立ち上げました。

近年の動向

最近の注目すべき出来事として、2023年には宝塚歌劇団の宙組の女性俳優の転落死に関する調査業務を同事務所が担当した際に、一部の関係者や遺族から調査の公正性に対する疑念が表明される事態が発生しました。このような問題を受けて、事務所としての信頼性を再評価される機会となりました。

事務所の所在地

• - 大阪事務所: 大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー27階
• - 東京事務所: 東京都千代田区丸の内2丁目2番1号 岸本ビルディング2階
• - 名古屋事務所: 名古屋市中村区名駅4-4-10 名古屋クロスコートタワー16階
• - 上海事務所: 上海市浦東新区陸家嘴環路1000号 恒生銀行大厦（Hang Seng Bank Tower）13階

所属弁護士

代表パートナーには国谷史朗が、特別顧問には石川正および宮崎誠（元日弁連会長）が名を連ねています。さらに、過去には多くの著名な弁護士や教授が在籍しており、法曹界への多大な貢献を果たしています。

関連機関

大江橋法律事務所は、「大阪四大法律事務所」の一角を担い、他にも北浜法律事務所、御堂筋法律事務所、弁護士法人淀屋橋・山上合同などが存在します。地域に根ざしながら広範な法律サービスを提供する姿勢は、多くの顧客から支持を集めています。

もう一度検索