大津祐樹

大津祐樹のプロフィールとサッカーキャリア

大津祐樹（おおつ ゆうき）、1990年3月24日生まれ、茨城県水戸市出身の元プロサッカー選手。ポジションはフォワードおよびミッドフィールダーで、日本代表としても活躍しました。引退後は株式会社ASSISTの代表取締役社長を務めており、サッカー界での影響力を続けています。

幼少期とプロ入り前の経歴

大津は兄の影響で小学校3年生からサッカーを始めました。水戸市の新荘常磐SSSでの経験を経て、練習が厳しい新荘常磐SSSに移籍します。大学進学も視野に入れていた彼ですが、柏レイソルとの練習試合をきっかけに、スカウトの熱心な勧誘を受けてプロ入りを決意しました。

柏レイソル時代

2008年に柏レイソルに加入すると、シーズン前のちばぎんカップで早速スターティングメンバーに抜擢。しかし、怪我に悩まされる時期もあり、特に2011年には一時的にブラジルで怪我の治療に専念することになります。その結果、2011年シーズンの後半からはレギュラーとして活躍し、再び名を馳せます。

海外挑戦

2011年7月にドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハへ移籍。ブンデスリーガデビューを果たすものの、出場機会は限られ、短期間でVVVフェンロへの移籍となります。オランダでは26試合に出場し、初ゴールも記録。その後、重大な怪我に見舞われますが、2014年には再び柏レイソルに復帰します。

復帰後のキャリア

柏レイソルに復帰後も再び怪我に苦しむものの、次第に活躍の場を広げていきます。特に2017年にはヴィッセル神戸戦でのゴールで貢献。さらに、2018年には横浜F・マリノスに完全移籍し、チームのリーグ優勝に貢献します。

最終章：ジュビロ磐田と引退

2021年にはジュビロ磐田へ移籍し、そこでの成功を収めます。2023年に引退を発表した後、自身のキャリアを振り返る中で、Jリーグ2試合での活躍や日本代表としての経験を大切にしています。

日本代表としての活躍

大津は2011年にU-22日本代表として初めて招集され、ロンドン五輪のアジア最終予選での活躍が特に注目されました。本大会では、グループリーグ第1戦でのゴールを含む3得点を挙げるなど、チームのベスト4進出に大きな貢献を果たしました。

私生活とビジネス

プライベートでは、2018年にテレビ朝日のアナウンサー・久冨慶子さんと結婚し、子供も授かりました。2019年には酒井宏樹選手と共に株式会社ASSISTを設立し、サッカー界における新たなプロジェクトを進めています。2022年にはスペインのスポーツブランド取締役にも就任しました。

大津祐樹はそのプレースタイルやサッカーへの情熱だけでなく、ビジネスセンスにも秀でた選手でした。彼のキャリアは単なるサッカー選手の域を超え、企業経営者としても活躍を続けており、今後の動向にも注目が集まります。

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