大浜公園 (静岡市)

静岡市大浜公園

静岡市大浜公園（しずおかし おおはまこうえん）は、静岡県静岡市駿河区にある公園で、海岸にも近い絶好のロケーションが自慢です。この公園の主な施設はプールですが、それ以外にも多彩なレクリエーション施設が整備されています。

公園の歴史

大浜公園は1930年に開設されました。前年には、大浜海水浴場が閉鎖されたため、その代替施設として大浜プールが誕生しました。設立以来、基本的に無料で利用できたことから、毎年夏には約10万人もの人が訪れ、地元市民にとって重要な憩いの場となっていました。

しかし、平成の終わり頃から施設の経年劣化が問題となり、その管理費用の増加も相まって、維持か廃止かの選択が求められるようになりました。2016年からの調査を経て、再生の計画が策定され、2020年には「大浜公園リニューアル基本計画」が発表されました。

2023年にはPFI法に従った再整備が進められ、同年7月11日に大浜シーリゾート株式会社との契約が成立しました。このプロジェクトは小雀建設株式会社（横浜市）などの企業が協力し、旧施設は2022年に休業、2023年11月には解体に入る予定です。そして、2025年7月19日には新しく生まれ変わった公園が再オープンすることとなります。

リニューアルされた公園の魅力

リニューアルオープン後の大浜公園では、従来の流水プールや25mプールに加え、幼児向けのアトラクションプールや、富士山や駿河湾を一望できるウォータースライダーが新たに設けられました。これにより、従来は夏季のプール利用が中心だった公園が、より多_faces_'と豊かな年間を通じて楽しめる場へと進化しました。

さらに、木製の大型遊具や芝生広場、レストランやカフェといった民間収益施設が追加され、ファミリーや友人同士での憩いの空間としても利用できます。プールは7月中旬から9月中旬の約2カ月間営業し、利用は有料ですが、プール以外の施設は年間通して利用可能で、入園は無料です。

営業時間とアクセス

プールの営業時間は毎日9:30から18:00まで、駐車場も同様の営業時間で運営されています。大浜公園は、地元住民ばかりでなく、訪れる観光客にも愛される場に生まれ変わったのです。これからの大浜公園は、遊びやリクリエーションだけでなく、食事や休息を楽しみながら、年間を通じて多くの人々の心に癒しをもたらす存在となるでしょう。

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