大牟田市立延命中学校

大牟田市立延命中学校

大牟田市立延命中学校は、福岡県大牟田市昭和町に位置していた公立の中学校です。1951年に創立され、長い歴史の中で地域に根付いた教育が行われてきました。しかし、時代の変遷に伴い、2015年3月31日をもって大牟田市立船津中学校及び右京中学校と統合され、翌日4月1日より「大牟田市立宅峰中学校」と名を変えることとなりました。

所在地と最寄り駅

延命中学校は、福岡県大牟田市昭和町240番地にあり、最寄り駅はJR大牟田駅です。この立地は、多くの生徒が通学する上で便利な環境を提供していました。

沿革

学校は1951年4月1日に設立され、その後様々な建物が次々に増築されていきました。初めは木造の2階建ての教室からスタートし、その後、鉄筋の本館や図書館など、時代に応じて施設が拡充されていきました。以下は、この学校の重要な沿革です：

• - 1951年4月: 大牟田市立延命中学校が創立。
• - 1952年7月: 本館が完成し、鉄筋3階建ての教室が設けられる。
• - 1954年5月: 木造の2階建ての教室が4室増築。
• - 1961年9月: 本館の第3期増築工事が完了。
• - 1966年3月: 鉄筋の第2棟が竣工し、16教室が設置。
• - 1969年3月: 体育館が落成。
• - 1980年6月: プールが完成。
• - 1999年3月: 新部室が新しく10室となり完成。
• - 2000年4月: インターネット接続工事が完了し、ネット環境が整備されました。
• - 2004年8月: 屋内運動場の床研磨工事が完了し、より良い運動環境が整いました。

学校の発展とともに、学びの環境も整い、教育の質が向上していった様子がうかがえます。

周辺の施設

延命中学校周辺には、延命公園、大牟田市動物園、市民体育館、延命球場などの施設が点在し、生徒たちにとって多様な学びや体験の場が提供されていました。また、三池カルタ記念館があるカルタックスおおむたに隣接しており、文化に触れる機会も豊富でした。

結論

大牟田市立延命中学校は、歴史や伝統を有しながら、地域社会との関わりも大切にしてきた教育機関でした。統合により新たな形での教育が始まりますが、延命中学校の思い出は多くの生徒にとって大切な宝物として語り継がれていくことでしょう。

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