大牟田市立病院

大牟田市立病院について

地方独立行政法人大牟田市立病院は、福岡県大牟田市宝坂町に位置し、地域社会に密着した医療サービスを提供しています。この病院は長い歴史を有し、地域の医療ニーズに応えるために発展してきました。病院の歴史は1937年にさかのぼり、有明町に仮診療所を設立したことに始まります。この診療所は後に宝坂町において診療所へと移転し、1945年には空襲によって一時的に様々な地点に仮診療所を開設しました。

1950年には国民健康保険直営の診療施設として大牟田市立病院が開設され、急速に拡張されていきました。1961年には269床の公的総合病院に成長し、以降も増改築を重ね、1979年には西7階病棟を増築、1985年には臨床研修病院としても指定を受けるなど、地域医療の中核を担う存在となりました。

1990年には新たな移転用地が確保され、1995年には新たな病院が完成します。この移転を契機に、名称が「大牟田市立総合病院」と改称され、さらに病床数も338床から400床に増加しました。病院はその後も順調に発展を遂げ、1999年には災害拠点病院としての指定を受け、地域医療の重要な役割を果たしています。

診療科目

大牟田市立病院は多様な診療科を備えており、内科、外科、小児科、産婦人科などの基本的な診療科に加えて、内視鏡内科や整形外科、脳神経外科など専門的な科も充実しています。また、精神科や腎センターなど、特定のニーズに応えるための診療体制も整っています。

アクセス

病院へのアクセスも良好で、JR鹿児島本線および西鉄天神大牟田線の大牟田駅から徒歩で約15分の距離にあります。また、西鉄バスの「大牟田市立病院バス停」が病院の玄関前に位置しており、様々なバス路線が利用可能です。このバス停は、病院の移転新築時に新たに設置され、現在の名称に変更されています。

バス路線

具体的なバス路線は次の通りです：

• - 警察署前・西鉄大牟田営業所方面
• - 延命公園・動物園前・西鉄大牟田営業所方面
• - 大牟田駅前・八尻町・米の山・普光寺方面
• - 大牟田駅前・新栄町・手鎌・黒崎団地方面
• - 大牟田駅前・上町・勝立・庄山方面
• - 大牟田駅前・通町・長溝町・田隈・吉野・新大牟田駅前・南関町役場方面
• - 吉野循環：大牟田駅前・草木・橘交差点・吉野・大牟田病院前方面

病院の外部リンクもご参照いただくことで、最新の情報や診療内容をご確認いただけます。

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