大西麻貴+百田有希 o+h

大西麻貴＋百田有希 o+hについて

大西麻貴＋百田有希 o+h（おおにしまき＋ひゃくだゆうき、英称：Onishimaki+Hyakuda Yuki Architects）は、日本の東京都中央区に拠点を置く建築設計ユニットです。このチームは、建築設計を主な活動としながら、インスタレーションや地域活性化に関連するプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。

主宰者の紹介

大西 麻貴（Maki Onishi）

1983年に愛知県で生まれた大西麻貴は、2006年に京都大学工学部建築学科を卒業しました。在学中は数々の学生コンペで受賞歴を持ち、その名は早くも広まりました。彼女の卒業設計『図書×住宅』は、京大武田五一賞やデザインレビュー2006での最優秀賞受賞など、多くの評価を得ています。その後、東京大学大学院で建築学を学び、修士課程を修了した後、博士課程に進みました。

大西は、2013年から横浜国立大学Y-GSAで教鞭をとっており、さらに法政大学の非常勤講師としても活動しています。彼女の専門とする分野には、建築設計だけでなく、都市計画や公共空間のデザインも含まれています。

百田 有希（Yuki Hyakuda）

百田有希も同じく2006年に京都大学工学部建築学科を卒業し、その後同大学院で修士課程を修了しました。大西と共に事務所を設立した後、伊東豊雄建築設計事務所に勤務しながらスキルを磨きました。2017年より横浜国立大学で非常勤講師として活動中で、若手建築家たちの教育に尽力しています。

沿革

2008年に設立されたo+hは、以来様々なプロジェクトに携わっています。彼らの作品は、建築外のアプローチや新しい生活様式を提案することを目的としています。

主な作品

• - 二重螺旋の家（2011年）：個人住宅であり、斬新なデザインが注目されています。
• - 東松島 こどものみんなの家（2013年）：地域に根差した公共施設として、子供たちの交流の場となっています。
• - 小屋と塔の家（2016年）：ユニークな形状で、居住者のライフスタイルに応じた設計になっています。
• - Good Job!センター香芝（2016年）：奈良県で特別支援のセンターとして機能しており、地域貢献を意識した設計です。
• - 地層のフォリー（2008年）：共同設計で実現した都市インスタレーションです。

これらの作品は、機能性と美しさを兼ね備えた設計思想に基づき、多くの受賞歴を誇ります。特に2010年から2019年にかけて、数多くのコンペティションで最優秀賞を受賞し、その実力を証明しています。

受賞歴とプロポーザル

o+hは、多くの競技で優秀な成績を収めており、例えば2010年のSUSアルミ建築コンペティションでは最優秀賞を獲得しました。また、設計プロポーザルにおいても数々の最優秀賞を受賞しており、実績は豊富です。

著書

このユニットに関する書籍も数多く出版されており、建築ファンや専門家向けの資料として評価されています。『大西麻貴＋百田有希 / o+h | 8stories』などは、その活動や設計理念を詳しく解説しています。

まとめ

大西麻貴と百田有希が設立したo+hは、建築だけでなく地域社会にも良い影響を与えることを目指して活動しています。彼らのデザインは、時代のニーズに応え、さらなる発展が期待される存在です。

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