大見正

大見 正 (おおみ せい) - 日本の政治家

大見正は1958年6月20日に愛知県安城市に生まれた。彼の家族には政治的背景があり、初代安城市長の大見為次が祖父である。大見は安城市の教育機関を経て、1983年に関西外国語大学の外国語学部英米語学科を卒業し、その後名古屋市の商社で働く。

政治家としての道のり

1986年、彼は衆議院議員の浦野烋興の秘書として政治の世界に足を踏み入れた。その後、1995年に安城市議会議員に初当選し、1999年に再選を果たすこととなる。特に2003年の市長選挙では、自民党の派閥争いを背景に、彼は安城市選挙区で活躍し、2位に当選した。

2011年には3期目の当選を達成、同年5月には自由民主党愛知県議員団の政調会長に任命される。

衆議院議員への道

大見は2012年9月に衆院選への出馬を表明し、12月の第46回衆議院議員総選挙では愛知13区から自民党公認で立候補。1483票差で民主党の大西健介を破り初当選を果たす。その後、2014年及び2017年の選挙でも比例復活で再選するが、常に大西との接戦を強いられる。

安城市長選挙への挑戦

2018年12月、大見は安城市長選挙への出馬を決定し、正式に立候補を表明した。彼の選挙公約には名鉄西尾線の高架化やアニメ・コスプレイベントの開催、着衣水泳授業の全校実施などが挙げられた。2019年1月の市長選告示日に衆議院議員を辞職し、選挙戦に臨むが、現職の神谷学に大差で敗北し、彼の政治活動は一時的な休止を余儀なくされる。

政策と主張

大見は憲法9条の改正や新規制基準を満たす原発の再稼働に賛同。また、北朝鮮に対しては対話より圧力を重視し、集団的自衛権行使を近代的に解釈する必要があると主張している。さらに、日本の核武装についても国際情勢に応じて議論すべきと考えているが、女性宮家の創設や選択的夫婦別姓制度の導入には反対の立場を取る。

所属団体および議員連盟

大見は神道政治連盟国会議員懇談会や、靖国神社に参拝する議員の会などに所属し、その政治的な影響を広めている。

彼の政治活動は、地域の声を反映した多様な政策形成に貢献してきた。また、現在も政治活動を続けており、今後の展開が期待される。

もう一度検索