大関 正義(おおぜき せいぎ)
大関正義は
1973年12月17日に
福島県郡山市で生まれた日本の
映画俳優で、現在はタイを拠点に活動しています。彼は、タイでは「Seki Oseki」とも呼ばれており、国際的な
舞台でその名を広めています。
来歴
福島県郡山市で育った大関は、東京商科学院専門学校でファッションビジネスを学びながら、20歳の時に事務所に所属し、東京でモデルとしてキャリアをスタートさせました。その後、彼はインディペンデント
映画『ダンプスター』や『エンブレイス』に主演し、日本の
映画界で注目を集めました。
2003年、彼はタイに移住し、現代タイのメディア界において非常に重要な作品である『メナムの残照』の
ミュージカルに参加しました。この作品では、第二次世界大戦中の
バンコクを
舞台に、日本人の海軍大尉小堀を演じ、
タイ人アンスマリンとの恋愛を描いています。彼がこの役を日本人
俳優として初めて演じたことは、彼のキャリアにおける大きな転機となりました。
以降、大関は
映画、
舞台、
テレビドラマなどのさまざまなメディアで活躍し、特にタイのエンターテインメント業界での存在感を確立しました。
2007年には、コメディ
映画『The Odd Couple』で主人公の刑事役を演じ、日本から来たキャラクターとして観客の心を捉えました。
さらに、
2010年11月には、タイ政府より文化大使に任命され、文化交流の架け橋としても活動することとなります。同年の12月2日には、実在の侍・
山田長政を描いたアクション大作『ヤマダ アユタヤの侍』が全国公開され、大ヒットを記録しました。この作品は、彼の演技力が広く認められるきっかけとなり、タイ
映画界におけるフィルモグラフィーとしても評価されました。
主な出演作
ミュージック・ビデオ(タイ)
- - 『ダンプスター』(2001年)
- - 『エンブレイス』(2002年)
CM(日本)
外部リンク