大阪シティバス住之江営業所

大阪シティバス住之江営業所

大阪シティバス住之江営業所は、大阪府大阪市住之江区新北島一丁目に位置する営業所であり、同社の運行路線の一翼を担っています。最寄りの交通機関は、大阪市高速電気軌道（Osaka Metro）の四つ橋線やニュートラムの住之江公園駅。また、住之江バスターミナルに隣接し、同エリアの交通の要所となっています。バスの側面や後面には、所属営業所を示す「ス」のシールが表示されており、地域住民に親しまれています。

概要

住之江営業所は、住之江区や西成区を中心とした路線を担当しており、その運行拠点は住之江車庫、住吉車庫、出戸バスターミナル、なんばバスターミナルとなっています。他の営業所とは異なり、大阪駅前への定期運用がない点が特徴的です。

この営業所は1962年に設立された当初は、大阪市交通局による市営バスの一部として運行を開始しました。2002年には市バスの運行委託を受け、その後2018年に大阪シティバスへと移管されました。この歴史を通じて、住之江営業所は地域交通の重要な役割を果たしてきました。

沿革

• - 1962年9月15日: 大阪市交通局の住之江営業所として設立。
• - 2002年1月27日: 大阪運輸振興に運行を委託。
• - 2018年4月1日: 大阪市交通局から大阪シティバスへ営業所が譲渡される。

現行路線

住之江営業所が担当する路線は多岐にわたります。代表的な系統紹介は以下の通りです。

2号系統

• - 運行区間: 出戸バスターミナル - 出戸南口 - 長吉城山 - 長吉長原東三丁目

主に平野区へのアクセスを提供する路線です。

3号系統

• - 運行区間: 地下鉄住之江公園 - 西住之江 - 浜口 - 地下鉄平野

住之江区から平野区を結ぶ長距離系統で、いくつかの区間にまたがって運行されています。

4号系統

• - 運行区間: 地下鉄住之江公園 - 住之江区役所前 - 出戸バスターミナル

地域内の官公庁や公共施設へのアクセスを容易にする役割を果たします。

9号系統

• - 運行区間: 出戸バスターミナル - 中出戸 - 平野区役所前

出戸から平野区の中心部へ、重要な交通手段として広く利用されています。

29号系統

• - 運行区間: 地下鉄住之江公園 - 北加賀屋 - なんば

地域の主要な商業エリアであるなんばへのアクセスを担当。

これらの運行系統は、住之江営業所が地域住民の生活の便を支える重要な役割を果たしています。特に複数の区間を結ぶ路線は、通勤や通学、買い物などで日常生活に欠かせない存在となっています。

車両

営業所内で使用されるバスは、一般路線用の大型車や中型車、小型車が配置されています。車両は充実しており、日野・いすゞ・三菱ふそうなど様々なメーカーのものが運用されています。これにより、利用者に安心と快適さを提供しています。

まとめ

大阪シティバス住之江営業所は、地域交通の要として長い歴史を持っており、住之江区及び周辺エリアの利用者にとって重要な役割を果たしています。様々な系統による運行が行われているため、市民の移動に欠かせない存在といえるでしょう。

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