大阪シティバス住吉営業所

大阪シティバス住吉営業所について

大阪シティバス住吉営業所（おおさかしてぃばすすみよしえいぎょうしょ）は大阪府大阪市住吉区万代東3丁目に設置されている大阪シティバスの営業所です。最寄りのバス停は「住吉車庫前」で、営業所としての識別は側面および後面の窓ガラスに貼られた「住」のシールで示されています。

概況

住吉営業所は主にあべの橋、住吉車庫前を起点とする路線を担当し、周辺の住吉区をはじめ、阿倍野区、東住吉区、天王寺区、生野区、東成区にかけて広がる路線網を有し、大阪駅（梅田）への直通アクセスも行っています。運行管理は住吉車庫のほか、あべの北・東操車場、今里操車場、北巽バスターミナルにて行われています。

公営バスの歴史

この営業所は1939年に大阪市電気局の住吉営業所として設立され、後に大阪市交通局に改組されました。1961年に設置された長居営業所が1980年に閉鎖されると、住吉営業所へとその機能が引き継がれました。以降、公営バスとしての役割を果たす中で、2008年には大正区の西船町発着の路線も運行し、2010年の路線再編まで多様な路線を担当していました。2018年には市営バスの民営化により、大阪シティバスに移行し、現在の営業所としての姿かたちを整えました。

現在の路線

住吉営業所では多様な路線が運行されています。以下は、そのいくつかの系統紹介になります。

1号系統

• - 運行区間: あべの橋 - 鉄道病院 - 杭全等。
• - 概要: 主に国道25号線を経由して平野区の出戸バスターミナルへ向かう路線です。この路線は、JR関西本線と並行して走行する部分が多く利用者にも親しまれています。

12号系統

• - 運行区間: あべの橋 - 四天王寺東大門前 - 勝山四丁目等。
• - 概要: 東大阪市の布施駅を生野区を経由してあべの橋に結ぶ路線で、狭い道も通るため全便中型車で運行されます。

63号系統

• - 運行区間: あべの橋 - 播磨町 - 住吉車庫前 - 浅香。
• - 概要: あべの筋を経由して住吉区南部を結ぶ路線で、周辺利用での需要が高いです。

車両設備

現在、住吉営業所には大型車両と中型車両の両方が配備されており、様々な運行ニーズに対応しています。過去にはハイブリッド車や低公害車も配置されていましたが、現在は多様なメーカーの車両が取り揃えられています。

まとめ

大阪シティバス住吉営業所は、地域住民に重要な公共交通インフラを提供し続けており、その多様な路線網は都心や周辺地域へのアクセスを担っています。今後もこの営業所は地域に密着したサービスを展開し、利便性の向上に寄与することでしょう。

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