大﨑淳矢

大﨑淳矢のプロフィール

大﨑淳矢（おおさきじゅんや、1991年4月2日生まれ）は、富山県富山市出身のプロサッカー選手です。彼は現在、JFLに所属するクリアソン新宿でMFおよびFWとしてプレーしています。実の兄は元バスケットボール選手の大﨑紳矢です。

サッカーキャリアの始まり

彼のサッカー人生は6歳から始まりました。1999年、8歳にして富山北FCに加入し、本格的に競技に取り組むことになります。クラブ内では森泰次郎と同期で、FWとしての才能を開花させました。2003年には全日本少年サッカー大会で準優勝し、中学3年時にはU-15日本代表に選出されるなど、その実力を証明します。

その後、星稜高校、東京ヴェルディ1969ユース、サンフレッチェ広島ユースのスカウトにより、広島ユースに入団することになります。1年目からFWとしてレギュラーに名を連ね、同年度の日本クラブユース選手権で3位、高円宮杯全日本ユース選手権で準優勝に貢献しました。この時期には年代別日本代表の経験もあり、サッカー界での注目株となりました。

プロ入りとチームでの活躍

2008年、トップチームの怪我人が続出した際、トルコと宮崎のキャンプに帯同します。2009年には広島のトップチームに2種登録され、6月3日にはナビスコカップで公式戦デビューを飾ります。初得点は同年6月7日のアルビレックス新潟戦で挙げ、これは広島史上3番目に若い得点記録となります。さらには、同年7月にはリーグ戦デビューを果たし、Jユースカップでは準優勝に貢献しました。

2010年にはトップチームに昇格。出場機会は限られましたが、シーズン終盤にはアルビレックス新潟戦でPKを決め、続くベガルタ仙台戦でもアディショナルタイムに先制ゴールを奪う活躍を見せました。しかし、広島の選手層や自身の怪我が影響し、出場機会が減ってしまいます。

移籍と新たな挑戦

2013年、出場機会を求めて徳島ヴォルティスに期限付き移籍し、主力選手として全試合に出場しながらチームのJ1昇格に寄与しました。2014年からは徳島に完全移籍し、主力として活躍しました。

2018年にはレノファ山口FCに完全移籍し、2019年には栃木SCへと国内リーグ内での移籍が続きます。そして2021年1月3日、カターレ富山に加入したものの、1試合も出場できず、シーズン終了後には契約満了となりました。

2022年、彼はクリアソン新宿へ新たに加入し、新たな環境でのサッカーに望みをかけています。

プレースタイル

大﨑淳矢は、運動量が豊富で、パスセンスも兼ね備えた選手です。特に、俊敏な動きからドリブルシュートを得意としており、攻撃的なプレースタイルが特徴的です。

個人成績と代表歴

彼のキャリアの中で、数々の公式戦に出場し、アンダーカテゴリーの日本代表としても活動してきました。2006年から2010年にかけて、U-15からU-19までの日本代表に選ばれ、多くの経験を積んでいます。これからも彼のさらなる活躍が期待されます。

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