天下ごめんネ!!

天下一のクイズバトル『天下ごめんネ!!』

『天下ごめんネ!!』は、日本の人気コメディアン duoであるウッチャンナンチャンが出演したクイズ番組で、1996年10月から12月までフジテレビ系列で放送されました。その後も1997年1月から2月にかけて、番組名を変えて続編が放送されました。この番組はフジテレビとイーストの共同制作によるもので、全17回の回数を誇ります。

番組の概要

キャストと進行役
このクイズ番組には、ウッチャンナンチャンの内村光良と南原清隆が出演し、進行役は当時フジテレビのアナウンサーであった川端健嗣が担当しました。さらに、フリーアナウンサーの楠田枝里子も参加しており、彼らの軽快なトークとユーモア溢れる進行が視聴者に愛されました。

対抗戦形式

この番組は、内村が率いる男性チームと南原がキャプテンの女性チームによる4対4の対抗戦という形式で進行しました。クイズの内容は主に道徳をテーマとしており、子供たちが言いつけを守ることができるかを観察するような内容が多かったです。得点が最も高かったチームは勝者とされ、300点以上を獲得したチームのキャプテンには「ゴメンネコ」と呼ばれる特製アイテムが贈られました。

プログラムの進化

『くらべるクイズ!天下ごめんネ!!』

後に番組名が変更され、『くらべるクイズ!天下ごめんネ!!』として続編が放送されました。このバージョンでは内村が司会チームに加わり、南原が解答者チームを率いる構成に変更されました。出題内容も道徳から物事の比較に変わり、より多様なテーマが扱われるようになりました。解答者チームは、番組の開始時に提示されたポイント獲得のノルマを達成することで勝利を目指しました。

クイズの内容

この新たな形式のクイズは主に書き問題で、回答者が正解するごとに1ポイントが加算されるものでした。特に南原が正解を出すと、その問題に関してチーム全体が獲得する点数が倍増するという特典がありました。また、南原には他の全員が答えた後に答えを一度書き直す権利も与えられていました。

最終的に解答者チームがノルマをクリアすれば彼らの勝利となり、全員にギフトカードがプレゼントされましたが、ノルマに達しなかった場合は司会者側の勝利となり、ギフトカードは視聴者へのプレゼントとして扱われました。そのため、視聴者が楽しみにする要素も大いに含まれていました。

スタッフ陣

番組の制作を支えたスタッフも重要です。技術部分ではニユーテレスが、ビジュアル演出にはフジアールが関わりました。また、演出は西滝順二が担当し、フジテレビとイーストの協力によりこの番組は多くの視聴者に愛されるものとなりました。

結論

『天下ごめんネ!!』は、その独特のフォーマットとキャスティングから、視聴者に親しまれ、また思い出深いクイズ番組として記憶されています。特にウッチャンナンチャンの絶妙なパフォーマンスが、番組を更に盛り上げ、広く知られる番組となったのです。

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