天神橋ジャンクション

天神橋ジャンクション

天神橋ジャンクション（てんじんばしジャンクション）は、大阪府大阪市北区西天満に所在する阪神高速道路のジャンクションです。大阪の都市高速道路網において、主要な路線である1号環状線と12号守口線を連絡する重要な交通結節点としての役割を担っています。

接続する路線

当ジャンクションで接続している高速道路は以下の2路線です。

阪神高速1号環状線
阪神高速12号守口線

歴史

天神橋ジャンクションが運用を開始したのは、1968年（昭和43年）5月1日です。この日は、阪神高速12号守口線の北浜から森小路までの区間が開通したことによるものです。阪神高速道路の歴史において、これに先立つ1965年（昭和40年）12月12日には、既に11号池田線と1号環状線の一部区間（梅田から道頓堀間）が開通しており、天神橋ジャンクションの供用開始は、大阪における都市高速道路網の拡張が進む中での出来事でした。

このジャンクションは、供用開始から長らく正式な名称を持たない状態が続いていました。しかし、利用者の利便性向上などを目的として、2018年（平成30年）に入り、正式名称を決定するためのプロセスが開始されました。同年5月21日には、阪神高速道路株式会社により、仮称として「天神橋ジャンクション」が示されつつ、一般への名称募集が行われました。その結果、同年6月28日には、仮称と同じ「天神橋ジャンクション」が正式名称として採用されることが決定されました。

隣接する施設

天神橋ジャンクションに隣接する阪神高速道路の施設は以下の通りです。

阪神高速1号環状線
(1-06) 北浜出口 ← 天神橋JCT → (1-07) 高麗橋入口

阪神高速12号守口線
天神橋JCT → (12-01) 南森町出入口

このように、天神橋ジャンクションは、大阪市内の主要なビジネス地域や市街地へのアクセスを担う1号環状線と、大阪北部や郊外を結ぶ12号守口線を結びつけ、円滑な交通流を支える上で不可欠な役割を果たしています。

もう一度検索