天童市スポーツセンター野球場

天童市スポーツセンター野球場

天童市スポーツセンター野球場は、山形県天童市の大字小関にある野球専用の施設です。この野球場は、天童市スポーツセンター内に位置し、地域スポーツ活動の中心的存在となっています。1989年にスポーツセンターの総合体育館がオープンした後、約5年の時を経て1994年に正式に開場しました。

この球場は、山形県内で行われる高校野球選手権大会の開催地の一つとして広く利用されており、特に地元の学生たちの熱戦が繰り広げられます。また、2005年からはプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスのファーム（二軍）の準本拠地としても機能しており、年に約10試合の公式戦が行われています。

天童市には、Jリーグのモンテディオ山形の本拠地NDソフトスタジアム山形や、広域運動公園である「山形県総合運動公園」（べにばなスポーツパーク）も存在するものの、これらの施設は当球場から約4km離れた位置にあります。ベニバナスポーツパーク内にも野球場がありますが、楽天イーグルスのファームチームによる使用は計画から撤回されました。

野球場自体は、2009年のオフシーズンにスコアボードの改装が行われ、2010年からは全てがLED表示の磁気反転式となりました。これにより、来場者に対してより視認性の高い情報提供が可能となりました。

施設概要

この野球場のグラウンド面積は18,700平方メートルを占め、両翼の長さは100メートル、中堅は122メートルです。内野はクレー舗装が施されており、外野は高麗芝が使用されています。収容人員は10,000人という大規模な施設であり、観客が快適に観戦できる環境づくりがされています。また、6基の照明設備が設けられており、ナイター試合にも対応しています。

スコアボードについては、2009年までは得点とチーム名がLED表示された磁気反転式でしたが、選手名は差し替え式でした。現在は全てがLED表示によるスコアボードに改装され、現代的なスタジアムの要件を満たすようになっています。

アクセス情報

天童市スポーツセンター野球場は、アクセスの面でも便利な立地にあります。800台を収容できる無料の駐車場が用意されており、車での訪問が容易です。山形市からは国道13号を利用して車で約30分、また、東北中央自動車道の天童インターチェンジからは車で約3分というアクセスの良さがあります。最寄りのJR東日本の天童駅からは徒歩約15分と、公共交通機関を利用したアクセスも可能です。

このように、天童市スポーツセンター野球場は地域のスポーツ振興に貢献し、様々なイベントが開催される重要な場となっています。

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