天草市立有明中学校

天草市立有明中学校

天草市立有明中学校は、熊本県天草市有明町に位置する公立の中学校です。この学校は2004年に地域の二つの中学校、有明東中学校と有明西中学校を統合して設立されました。統合後、学校名は2006年に「天草市立有明中学校」に変更されました。2024年には創立20周年を迎える予定で、地域の教育の中心的存在となっています。

校訓と校章

有明中学校の校訓は「健康・協力・創造」であり、生徒たちが心身の健康を保ちつつ、協力して連帯感を持ち、創造力を育むことを目指しています。校章は中央に「中」の文字が配置され、その周りにはハートマークが描かれているのが特徴です。このデザインは、生徒たちの温かな心を象徴していると言えるでしょう。

校歌

校歌は、作詞が濱名志松、作曲が出田敬三によるもので、3番から成る歌詞には「有明中学校」という校名が各番に登場します。校歌を通じて、学校の伝統や生徒の絆が表現されています。

通学区域

天草市立有明中学校に通う生徒は、主に有明町の区域に住む子どもたちです。周辺の主要な小学校である有明小学校の学区に属しているため、地元の小学生がそのまま進学してくる流れがあります。

歴史

有明中学校は、以下のような歴史的背景を持っています。

• - 1947年4月：学制改革に伴い、有明町には新たに中学校が設立され、初めて「大楠中学校」「須子中学校」「赤崎中学校」が発足しました。
• - 1956年6月：有明村が誕生し、いくつかの中学校が村立として運営されるようになりました。
• - 1962年：大楠、中須、赤崎の3校が統合され「有明町立有明東中学校」となりました。
• - 1964年：浦和中学校と島子中学校が統合し「有明町立有明西中学校」が設立されました。
• - 2004年：いずれの学校が統合されて一つの学校として新たに出発することとなり有明中学校が設立されました。
• - 2006年：学校名が「天草市立有明中学校」となった。

交通アクセス

有明中学校へのアクセスは、最寄りのバス停が九州産交バスの「有明支所前」で、国道324号線が近くにあります。このため、交通の便も良好で、通学にも便利な立地にあります。

周辺施設

学校周辺には、多くの施設があります。天草市役所の有明支所や、有明小学校、消防署の分署などが近くに立地しており、地域の生活にも密接に絡んでいます。また、近隣には自然豊かな四郎ヶ浜や美しい島原湾があり、教育と自然が共存する環境が整っています。

天草市立有明中学校は、地域の歴史と伝統を受け継ぎながら、生徒たちの成長を支える重要な役割を果たしています。

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