天野豪紀

天野豪紀（あまの ごうき）は、1987年3月20日生まれ、大阪府出身のラグビー選手です。ポジションは、スクラムの最前列でボールを奪い合うフッカー（HO）を務めています。身長174cm、体重107kgと、フッカーとしては比較的コンパクトな体格ながら、その強靭なフィジカルとアグレッシブなプレーでチームを牽引します。

愛称は「ごうき」「あまちゃん」として親しまれています。ユース年代ではU19日本代表に選出されるなど、早くからその才能を発揮していました。また、弟の天野寿紀もラグビー選手として活躍しており、兄弟揃ってラグビーの道を歩んでいます。

ラグビーを始めたのは10歳の時。大阪工大高校（現在の常翔学園高等学校）を経て、帝京大学に進学。大学卒業後の2009年には、Honda Heat（現・三重ホンダヒート）に加入しました。同年9月5日、ジャパンラグビートップリーグ第1節のリコーブラックラムズ戦に先発出場し、公式戦デビューを果たしました。2013年にはチームの主将に就任し、リーダーシップを発揮。2019年にHonda Heatを退団するまで、チームの中心選手として活躍しました。

天野選手は、持ち前の運動量と献身的なプレーで、チームに貢献する選手として知られています。スクラムでの力強さはもちろん、フィールドプレーでもその存在感を発揮。また、キャプテンを務めていた際には、チームをまとめ、勝利に導くための戦術理解力と実行力は高く評価されていました。

天野選手は、帝京大学時代に多くの同級生と共にプレーしており、彼らの中には、井本克典選手、甲斐洋充選手、鎌田哲郎選手、西村渉選手、平原大敬選手、吉澤尊選手など、後にトップリーグで活躍する選手も多くいます。彼らとの繋がりは、天野選手のラグビー人生において重要な要素の一つであり、互いに切磋琢磨しながら成長を遂げました。


天野選手の主な所属チームは以下の通りです。

大阪工大高校
帝京大学ラグビー部
* Honda Heat（現・三重ホンダヒート）

天野選手のこれまでの活躍は、多くのラグビーファンに感動を与えており、その名は、日本のラグビー史に刻まれることでしょう。

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